【一部有料部分あり】何歳の頃かに戻ってしまった一日ー推しメン佐藤詩織さんの展示に参加して、想いに耽る時間 毎日note #75 有料noteの日曜日 2024年7月14日付
関西に住んでいても、行ったことのない関西の場所というのはたくさんあります。
大阪に住んでいると、特に用事もなければ神戸方面に出向くというのは、あまりありません。
7月14日。
久しぶりに、大阪から西へ向かいます。
JR神戸線。
私の生活圏からはほぼ乗車することのない路線。
尼崎…立花…どんどん西へ。
到着した駅はこちら。
JRさくら夙川駅。
初めて降り立ちました。
ぐるっと駅周辺を見回す。
お店らしきものは…何もない…
本当は差し入れを持って行こうと思ったんですが、差し入れを購入する場所がないという笑
駅前にコンビニが2軒並んでいるだけでした…残念
ということで、本日は、元欅坂46で現陶芸家となった、永遠の神推し・佐藤詩織さんの展示が夙川で行われているということで、お邪魔してきました。
時は、2019年。
おそらく彼女に最後に会ったのは、「黒い羊」の個別握手会だったような気がします。その後の欅坂の流れがああいうことになるとはもちろん予想だにしなかった。気づいたら、彼女に会う機会が完全になくなっていました。
あのときに私たちは、心の底から、世の中に当たり前に起こることなど何もないのだと、骨の髄まで学んだような気がします。
欅坂は9枚目のシングルが出ることもなく、2020年になって彼女は活動を休止。
復帰した頃はコロナ一色となっており、もちろん客前のライブなどできるはずもなければ、まして握手会など考えられもしない。
そのうちに、欅坂が改名を発表。
10月のTHE LAST LIVE、つまり欅坂46最後の日に、佐藤詩織さんは欅坂を卒業することとなりました。
今となっては、それこそ当然のように開かれている卒業コンサートや卒業セレモニーですが、欅坂から坂道のヲタクとなって、漢字欅ひらがなけやきしか知らなかった、つまり乃木坂を通ってこなかった私のようなヲタクは、そんなイベントが存在することすら知らなかったわけです。欅坂界隈でそんなイベントが行われたのは、長濱ねるさんの卒業時のみだったと思います。
言い方はよくないけれど、本当突然いなくなった。
そんな印象のメンバーが結構いたのは事実です。
そこにはいろんな事情があったのも承知の上ですよもちろん。
でも、たとえそうであったとしても。
推している身としては、置いていかれるような感覚はきっとあったと思うのです。
佐藤詩織さんの場合は、実は全く違います。
彼女は欅坂一期生なので、グループの立ち上げから参加し、そしてTHR LAST LIVEでそのアイドル人生を終える。
まさに欅坂46の歴史=彼女のアイドル人生なのです。
推しメンのこの潔さに、私は今でも深く感銘し、そして誇りにも思っているのです。
多くの一期生が櫻坂へ引き続き参加するという流れの中、彼女は卒業を選択した。おそらく一期生のほとんどが、卒業が脳裏には過ったと思うんです。でも、実際に卒業したのは、彼女だけだった。
はっきりビジョンが見えてなければ、できないことだと思いました。
ただ。
当時は今のような、オンラインのミート&グリートも存在せず、つまり握手会の代替となるものがまるでなかったので、こちらから何かを伝えられるとしたらメッセのレターしかなかったわけです。
極めて一方通行な。
いやそもそもそういう趣旨のコンテンツなので、それはそれでいいんですが、直接言葉をかけてあげたかったという思いは、実はずっと残っていました。
芸大を卒業している彼女のことだから、クリエイティブな道に進むだろうというのは、推していなくても想像はできたと思うのです。
ところが、ある日陶芸家として展覧会を開くと突然話が持ち上がったときは、さすがに驚きました笑
東京の展示はさすがに行けなかったので、関西で行われるこの展示には行かねば。
いや、陶芸のことなんか露ほども知識がない自分ではあるけれど、何も思いを告げることなく終わってしまった、あの卒業からの時間を埋めに行かないと。
という思いから、全く土地勘のない、さくら夙川へと向かったのであります。
それにしても、さくら夙川というのが実にいい。
欅坂として会ったのが最後だった推しメンと再会するのが、さくら夙川。
実にいい笑
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