見出し画像

【監査未経験&事業会社勤務の私でも合格!】修了考査勉強法

お久しぶりです。さくらです。

随分更新が遅れてしまいましたが、今回は2023年12月の修了考査に向けて私が行った勉強法とともに、実際の試験結果を踏まえてやっておいてよかったこと、やっておいた方がよかったことなどのフィードバックもお伝えします。

本記事は以下のような方に特におすすめです。
修了考査に向けて何をやっていいのか分からない方
監査法人ではなく、事業会社等にお勤めの方で勉強法にお悩みの方


1. 【全科目共通】学習の基本方針と結果を踏まえての振り返り


まず、修了考査合格に向けた学習の基本方針についてお伝えし、次に実際の試験結果を踏まえた振り返りを書きます。

(1)基本方針

学習の基本方針は一言で言うと「予備校の指示に素直に従う」こと、「答練で出題された内容を必ず押さえる」ことです。

学習を始める前にまず各科目のガイダンスを受講し、合格するためには何をやればいいのか基本的な方針を把握してから、それぞれの科目の試験対策を行いました。
なにせ事業会社勤務で周囲に受験生がいない状況だったため、そもそも何から始めて良いのかわからなかったからです。

予備校については、TACが多数派で、最近CPA会計学院も修了考査対策講座を始めたのですが、私は短答・論文からお世話になった、CPA会計学院にお世話になりました。
予備校選択の詳細は割愛させて頂きますが、 CPAを選んだ理由は主に、卒業生割でTACよりも安く、教材に馴染みがあり学習もしやすそうと考えたためです。
監査実務についてはTACの方が評判が良く、監査未経験で監査実務に恐怖を抱いていた(笑)私は結構悩みましたが、CPAはコントレ(計算問題集&解説講義)が始まることや、X (旧Twitter)での諸先輩方のアドバイスも後押しになりました。

CPAではまず計算を固め、それから理論と教わったので、素直にそれに従い、8月頃までは殆どコントレを繰り返し、会計の計算トレーニングを積んでいました。
(ちなみに教材が届いたのは同年2月終わり頃でしたが、ちゃんと始めたのは6月くらいです。。。)
また、全科目に共通して重要性に従い、分野・論点をある程度取捨選択した上で学習しました。
(CPAでは論点ごとにA~Cとランク付けしており、重要性A・Bを基本的に押さえ、Cは余裕ある人向け、という感じです。)

また、答練全ては解いてはいないものの、問題と解答全てに目を通し、重要性A・Bの問題については必ず解けるよう、間違えたor分からなかった問題については暗記アプリで単語カードを作成(問題と回答を写して1問1答にしました)、通勤時間などのスキマ時間を利用して徹底的に暗記しました。
答練は受験生ほぼ全員が取り組むため、もし同じ問題や類題が出題された場合に落とすと痛いという話を聞いていたためです。

ちなみに、使っていた暗記アプリは以下。

(なお、短答・論文対策時には答練の繰り返しはNGとして、答練を何度も繰り返すことはあえて避けていました。)

尚、他予備校の答練もやればベストとは聞きますが、私はそこまで取り組む余裕はありませんでした。。。

以上が修了考査合格に向けてとった学習の基本方針です。

(2)結果公表

結果は以下の通り、無事合格でした。
実際に修了考査を受験した際の手応えは「経営ITで足切りになったかも(泣)」でしたが、蓋を開けてみると余裕で合格でしたので、意外と報われる(?)試験のようです。

(3)振り返り

実際に試験を受けた際の手応えと結果を踏まえると、やはり予備校のガイドに従い、重要度の高い順に優先的に学習しておいてよかった、と思います。
ただ、会計や監査については易化(特に会計!)したこともあり、自分が行ったほど慎重に対策する必要もなかったのかと思いました。
とはいえ、次年度以降も同じような傾向が続くとは限らないので、対策不要とまでは当然言えません。

以上が学習の基本方針と結果を踏まえた振り返りです。
以降では、各科目別の勉強法と受験結果を踏まえての振り返りについてお伝えします。

ここから先は

4,083字

¥ 250

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?