自分軸って、何だろう
「自分軸」という言葉がよく使われるようになったのは、いつからだろう?
では、自分軸って何だろう?
自分軸とは、どんな人にも背骨のようにある、価値観やビジョンのこと。
価値観ならば、どんなふうに、何のためにやりたいのか。
ビジョンならば、どうありたいのか、本当はどうなったらいいのか。
自分軸を実現するためならば、自分の内側からやる気が出るから、継続するし、成功する。
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ではいったい、自分軸を見つけるにはどうしたらいいのか。
自分が心の底からワクワクする瞬間を思い浮かべる。
実際にその時の体の動きをやってみる。
そして一番ワクワクする瞬間の気持ちを味わう。
そのとき、どんな風に感じたか。
それはどういうことか。
ひとりでやるのは難しいので、コーチ役と一緒にやってみるといい。
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体を動かす以外には、子どもの頃のワクワクや、自分の好きなこと、好きな場所などをたくさん書き出してみるのもいい。
もう出せないというほど書いてみる。
さらにそしてそれの何が良かったのか、エッセンスは何かを考えてみる。
同じことをやっても、エッセンスは異なる。
例えば、「本を読むのが好き」でも、エッセンスは「ハラハラする展開の小説で非日常を味わうのが好き」「文章そのものを味わうのが好き」「本の装幀を含めて楽しむのが好き」「コレクションするのが好き」など、人それぞれだ。
こうして、自分が大切にしている価値観が見つかるのだ。
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自分軸は時間の経過とともに変化する。だから、過去の自分軸にとらわれている必要はないし、自分軸が変化していないかをチェックしてみることも大切だ。
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