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ダーリン・イン・ザ・フランキス感想その3(ネタバレ有)
はい、ということで感想その3:各キャラについてその2です。今回も、もう本当に心の赴くままにつらつらしております。
3)各キャラについてその2
・ミツル(326)
全キャラクターの中で一番変わったのはやはりミツルですよね・・・。
物語が進むにつれてヒロへのツンツン理由詳細がわかり、そして徐々に打ち解けていく。この流れはなんだかんだで結構丁寧に書かれていましたね。
他のキャラより大分丁寧。
中盤からはココロと共に「未来」「希望」「可能性」を体現していくキャラでしたね。
ヒロが一方向しか見てなく、その幅がどんどんと狭まっていく中、逆にミツルは周りを、自分を、ココロを、世界を、未来を、多くの方向を見ていく様は本当に対照的だったなぁ、と。
1話からはとても想像できない成長具合でした。
「ダイの大冒険」がポップの成長物語である、というのと同じで、ダリフラは実はミツルの成長物語なんじゃないだろうか、というぐらい。
ビジュアルも髪を切ってからとても良くなりました、ええ、ほんとw
最終話で新ナナさんが、ココロに妊婦用の衣服用意しましょうか、という場面で、肩にタオルをかけてちょっと膝を曲げてよろしくお願いしますって言ってるミツルが個人的ベスト場面です(長い
また、成長してからのミツルはなんかほんまええお父さんやなー的な感じでしたね。
そして、1話のあの演技かかった喋り方がその後一切なかったのは、あれですかね、まだキャラが確立してなかったんですかね・・・w?
・ココロ(556)
ココロまぢはやみんまぢはやみん。以上。
いやぁ、なんというか、ねぇw?フトシくんごめんね、じゃねーよなーw!という感じでしょうかっ!?
まさにマドンナキャラという感じ。私ちょっと苦手タイプw
綺麗に伏線を回収していく様は、ある意味素晴らしかった。中盤以降は苦しむ様子がかわいそうだったねぇ・・・。
ミツルと再び一緒に歩んでいく様については、もうちょっとお話に厚みがあってもよかったのかなーと。少し唐突すぎな部分も。
でも、最初はココロの方が主導権を持ち、記憶を失ってからはミツルの方が主導権を持って、という流れはミツルのところに書いたミツルの成長という点からすごく良かったと思います。
いやでもはやみんはいいですね、うん(そこ
・フトシ(214)
ちょっともーほんとにおまえしあわせになれよなー!というジタバタ。
序盤のココロへの好意全開モードはちょっとうざい感じもあったけど、ミツルにNTR(ヲイ)たあとのあのフトシはすごかったよねー。
もうね、神父役に手を挙げた時と、記憶を失ったあとのココロにパートナーにならない宣言の時に、泣いちゃいそうだったよ、おまえすげーよほんと。
最終回で幸せそうなおっさんになってた時はほんとよかったなぁ、と思った。
イクノとは結構すんなりパートナーになれたようだけど、なんかあんまり絡みはなかったのがちょっと残念。
でも最終回の「おまえこそすごいよ、ここの子はみんなフトシのパンで育ってる」というやりとり(うろおぼえ)がサイコーではありました。
・イクノ(196)
キマシタワー!キマシタワー!
といいながら、最初はイクノは影が薄くて・・・ミツルとのやりとりもトゲトゲしかったので、あまり良いイメージではなかったのです。
ただあれっすね、やはり!パートナーシャッフルの際にいきなりイチゴを指名したとこ!あれ?これ?もしか?して?とセンサーにキマシタワー。
まあその前も海回であからさまにイチゴにだけ態度が違っていたりと、それっぽいところはありましたが・・・。
という感じのイクノですが、中盤以降はだんだんキャラも立ってきて、いい感じでしたね・・・。
フトシともいい感じで戦えてたし、最後のあの身を呈しての突破口作り。死ななくてよかった・・・うんうん。
最終話のあのナオミとのアレについて、どういう経緯でぇぇぇ!?というのはぜひどっかで外伝的にやってほしい個人的欲求をもっております。
ゴローがイチゴにキスをする時の、イクノの「んだおらぁ!」的な表情がとても好きですw