#04 おひっこし
就職の都合で、大学生活6度目の引っ越しが終わりました。
この五年間、キャンパス移動や長期留学など、なにかと移動が多かったためにこんな回数に。
パッキングをしていると、「何で栓抜き二つも持ってるの私?」「あ、おばあちゃんからのお手紙、何回読んでも泣けちゃうな…」などなど、過去の自分や他人との対話が止まりません。
段ボールの数にも限りがあり、何でもかんでも持って行けるわけではないので、たくさんモノを捨てました。勢いが大切。
引っ越しは、人生の節目にはつきものだなぁと感じています。
四月からの新しい生活にわくわくしているとは言っても、
自分のために作り上げられた快適な部屋が、
毎日行き来したあの道が、
時間をかけてゆっくり発掘していった美味しい店が、
そこに行けばあるあたたかい場所たちが、
いつも私を受け入れいてくれた優しい人たちが、
急に自分から遠ざかってしまう。
これらの愛しいものたちとの別れはとってもつらくてさみしくて、
もう少しこの場所のふかふかの心地よさに埋もれていたいけれど、
こうして大切な場所が増えていくのも、きっと人生の楽しみなんだろうな。
四月からはまた新天地での生活になります。
将来その場所を離れるときに、「また帰ってきたい!」と思える場所にできるかどうかは自分次第。
ゆっくりのんびり、新しい場所を好きな場所にしていくぞ~!
でも、あしたは荷解きだぞ~!めんどくさいな~!