KAMITSUBAKI FES'24感想
2024年8月8日、パシフィコ横浜にて神椿横浜戦線day2、KAMITSUBAKI FES'24が開催されました。
去年の'23フェスも参戦しましたが、2daysだったのに対し、今回は13時半開演の丸1日使った3部構成というなかなかなチャレンジなライブ。
休憩時間がこんなに長いと思っておらず、ちょっとずつ感想を書き進めたいと思います。
第一部
まさかの1曲とかで終わるアーティストも出るとか思ってなくて、圧倒されているうちに終わってしまった。なんだったんだ…跳亜さんとか梓川さんとか詩道さんとかもっと聴きたかった…
Empty old cityとAwairoは曲も含め完全初見のアーティストさんでしたが、実力派という感じがする。Awairoに飛び込んでくる梓川さん良かった。ああいうコラボをもっと見たかった。
DISCOTIQUE、初手でおつかい狂奏曲を選んでくれたの良かった。みんな大好きせかせか。CIELちゃんの"窓を開けて"が流れた時の会場の盛り上がりもよかった。活動休止してもこういう形でフェスに参加させてもらえるというのは良いね。
第二部
一部に続き二部も1時間で終わってびっくりしている。間の休憩時間が1時間半あるから、一旦落ち着いたものから再度ライブの熱を入れるのは時間がかかる。
何はともあれ二部の感想ですが、V.I.Pがフォニィと機械の声をチョイスしてきたの非常に良かった。音楽的同位体の曲あまり聴けてないので何が来るかビビっていたのですが、しっかり名曲を選んでくれて満足している。
水野あつさんからの雨宿り、ANMC、獅子志司さんと怒涛の流れ。初めて音楽聴いたアーティストさんばかりでしたが、こういう音楽に出会わせてくれるのはフェスの良いところだよなあと思う。あっという間に二部が終わってしまって、あれっ、これで終わり!?となってしまった(2回目)。
第三部
ここからが本番だった。特殊歌唱用形態で全力をぶつけてくるソロ歌唱パート、リアルとバーチャルのコラボパートもあり、V.W.Pはトークもしっかりで3曲歌ってくれて、見たかったものが全部見れた。全てを許した。
DISCOTIQUEから始まった第三部。PUOの生き生きとしたノリノリでの選曲でしたね。昨日PUOのCD買ったので、今日の行きはずっとPUO聴きながら来ましたが、このリミックス本当にクセになる。今後もどうか自由にやってくれ。
少女革命計画
今回のフェスで初披露となった少女革命計画。今までイラストだけ小出しにされてきて全貌が見えなかった企画ゆえ、どういう形になるのか私も気になっていました。バーチャルシンガーユニットの「罪十罰」、バーチャルとリアルの越境型ユニットの「心世紀」の2ユニット体制ということで、オリジンが出てきた時はVALISの時と同じくらいめちゃ驚いた。これが次世代バーチャルシンガーなんだなあと感じざるを得なかった瞬間でした。歌と踊りは非常に上手かったので、今後の活躍に期待したいと思います。
花譜
一応花譜の観測者なので、花譜ちゃんのお話をしておこうと。ソロパートは「過去を喰らう」と「ゲシュタルト」の2曲。なんか久しぶりに「過去を喰らう」を聴いた気がする。PVを背にした歌唱ということで初期の雛鳥とのコラボが実現したわけですが、立ち振る舞いも歌声もいい意味で成長したなあと親のような気持ちになりました。良かった。
「ゲシュタルト」のダンスもう一度見たいなあという思いは初披露された代々木から持っていて、今回の花譜の予習としてゲシュタルトのPVをずっと見てる一点投資をしてたのですが、無事披露されて喜びのあまり飛び跳ねた。私も一緒に踊りたいなあという思いで見よう見まねでダンスの練習してたものの、現場に来たら自分なんてどうでも良くなって花譜ちゃんの可愛いダンスを目に焼き付けるので精一杯でした。それでいい。
V.W.P
幸祜ちゃんがセンターに立っていて勝利を確信した「同盟」。代々木で初披露されたこの曲ですが、初見殺しの「virtual which phenomenon time」コールのリベンジを早くやりたいと思っていたので、初手から非常に満足でした。ライブを盛り上げる挨拶曲といえば「共鳴」あたりが印象強いのですが、こうやって盛り上げ楽曲が増えていくのはとても嬉しい。
トークパートもちゃんと取ってくれていて、5人の普段のわちゃわちゃ感が垣間見えたの良かったですね。飲水タイムの花譜幸祜漫才がジワった。11月にはV.W.P現象Ⅱ再が開催されるということで、花譜怪歌再と合わせて狙いに行こうと思います。ライブが多いのは嬉しい悲鳴。
ENDROLL
神椿のライブではお馴染みになったエンドロール。映画のように長く続く名前の並びに、本当にこのライブに関わっている人の多さを実感する瞬間。休憩時間の一観測者さんのコメントにもありましたが、プロデューサーのPIEDPIPER氏の名前が流れてきた瞬間に拍手をする文化、私も好きです。Pさんには花譜ちゃんはじめ色んな音楽と出会わせてくれて、本当に感謝しています。たぶん観測者みんなが同じようなことを思っている。演者、バンドメンバー、プロデューサー、and you!で拍手する瞬間の一体感、あれこそが「ライブは一体感」の真髄なのかもしれない。
最後に
アーティスト1人1人へのコメントを書きたかったけど書ききれないぐらいに盛りだくさんだった今回のフェス。思うことは色々ありますが、たくさんの音楽に出会えて良かったという思いが最後に残ったのでそれで良いかなと思います。神椿も広がりに広がったので全てを箱推しで追うのは限界がありますが、私の根底にある花譜ちゃんから繋がる世界をこれからも見届けていきたいなと思います。幕張行くぞ!まずは4日後のバーチャル舞台劇御伽噺を楽しみに、今日のところはゆっくり休みたいと思います。神椿横浜戦線2daysお疲れ様でした。ありがとうございました。