【スタートアップ!占い師】 はじめに
「占い師を仕事にしていきたいんです」
地元・富山で占いを教えて数年。最初は、占いを趣味にしたい生徒さんが多かったのですが、今は占いを仕事にしたい生徒さんのほうが多くなりました。占いの基礎を教えているときに、現場でのテクニックの質問をされる生徒さんもいるくらいです(もちろん質問には答えましたが)。
占い師を仕事にしていくためには、現場でのテクニック、依頼者さんに対してのコミュニケーションスキル、占い鑑定の魅せ方ももちろん大事です。ですが、それはある程度、占いを仕事にすることに慣れてきたら意識していけばいいのです。最初から高度なことを求めてしまうと、確かに占い師としてのレベルアップはできますが、背伸びをしすぎてしまって本来の自分のペースとは大きくかけ離れてしまいます。一時的に成長を感じて嬉しくなりますが、後々しんどい思いをするやり方はおすすめできません。
「占い師」という生き方は、一瞬で終わるものではありません。人生の通過点としての占い師の生き方……「5年間くらいは占い師やってみようかな」「お試しでやってみようかな」くらいで考えているならば、占い師としての人生を行き急ぐのもありですが、たいていの方は長く細くやっていきたいと思っているんじゃないでしょうか。
この「スタートアップ!占い師」は、占い師の始め方・続け方・しまい方をお教えする内容となっています。「占い師」を長く細くやっていきたい方には強く激しい応援が、「占い師」を最短ルートで極めようとする方に「それどうなん?」という投げかけが含まれている内容にもなっています。
「偏見だ!」と思われるかもしれませんが、占い師という職業につくとわかります。 「占い師」は、ビジネスネームでもありますが、生き方そのものでもあるんです。それに、「占い」は確かにお金儲けのツールにはなりますが(真面目に占い師をされている方は激おこ案件な言葉ですが、事実、占い事業は不況時に右肩上がりになりやすいのです。皮肉なことに)「占い」をビジネスにするには、占う側が背負う責任が重すぎるんです。
「占いが大好きで、楽しく仕事ができると思って占い師の仕事を始めたはずなのに、しんどいし、つらい。」
「占い師」を生き急いだために、そう言って、やめていく方をたくさんみてきました。そんな人を私は増やしたくないですし、できれば、その辛さも取り除いてあげたい。そんな方たちの救済になるような内容も、書いていけたらなと思います。
この「スタートアップ!占い師」を通して、占い師のいろんな側面をみていただけると嬉しいです。
……とまぁ、最初から重苦しい感じになってしまいました。それだけ、真面目にこの仕事を捉えている占い師さんなんだな、と思ってください。
本来の自分の書き方に戻します!(次からは、もっとカジュアルな感じで書いていきます。)そして、次からは、占い師を始めるにはどうしたらいいのか、私の経験も交えて書いていきます。どちらかというと、そちらがメインになります。
ぜひ、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
あ、次から有料になります。(←ここ大事)