「締め切りギリギリの宿題」vs.相模原(最後にお知らせあります📢)
2024 J3リーグ 第14節
vs.SC相模原
0-3 負け
フル出場
今節も応援ありがとうございました。
毎試合、このnoteで、応援してくださる皆さんに感謝を述べていますが、毎週あるからこそ、作業にならないように、きちんと感謝の気持ちを伝えたいなと思っています。しかし、いざ、ここで言葉にすると、ありきたりな言葉の羅列になってしまい、なんだかなーって思っています。
応援されることは当たり前ではないし、たった一つの言動やちょっとしたきっかけで、気持ちが離れてしまうことは世間的に決して珍しいことではないと思います。こんな中でも毎試合、スタジアムで声援を送ってくださる皆さんに会えることが本当に嬉しいですし、だからこそ、その気持ちに応えることができなかったときの責任を感じます。
その分、勝った時の満足感や達成感は何にも変え難いものがあります。
これからも引き続き、応援していただけるような選手、チームになれるよういろんなとこに視野を広げていきたいと思います。
よろしくお願いします!
では、今節の振り返り、感想に入ります。
2点。
1 「準備期間が長い」とは。
2月の末に開幕した今季の開幕戦から、毎週末、試合があり、時には平日にも公式戦があり、ただただ目の前の試合を向き合う日々でしたが、先週、久しぶりに公式戦がない週末を過ごしました。
これまで短くて中2日で公式戦があったこともありましたし、逆に、今節のように約2週間空く時もあります。
つまり、今節は試合を迎えるまで時間があったということです。
この「時間がある」というのは、相対的な話であり、中2日という日程があるからこそ、この2週間空くことが際立つし、むしろ、野球ファンからしたら、中2日すら別に短くないという見え方もあると思います。陸上界だと、さらに長く数ヶ月後の大きな大会に向けて、ということも同じスポーツ界であると考えると、公式戦までの時間というのはそれぞれのスポーツに独自性があるなと思います。
では、サッカーにおける2週間というのはどのように捉えることができるのでしょうか。
正直、戦術的な観点や生理学的な観点など、本当に多くの分野が絡み合っているので、これが正解だ!というものはないと思います。
これが正解だと思っている人が、不正解だということが大正解だとは思います。ややこしいですね。すみません。
まずは、前節、そして、これまでの試合で受けたダメージの回復が必要です。
どれだけ連戦だったのか、ホームだったのかアウェイだったのか、それによる帰宅時刻はいつだったのか、考えれば考えるほど、いろんな要素が出てきます。
そして、スポーツ選手を管理しようとすると、身体的な管理になってくるので、個人のプライバシーとの闘いもあります。
どこまで管理するのか、または、何を管理しないのか。
人間はロボットではないので、不便です。
これらはほんの一部であり、相手の分析や練習試合を組むのか組まないのかなど、まだまだ考えることはたくさんあります。
このような事情がある中で、この2週間をどうマネジメントするのか。全ての指導者が頭の悩ませているはずです。
チェーン店のように、営業時間が決まっていれば、まだ良いのですが、チームスタッフはこの2週間をはいどうぞ、と丸投げされているのです。
選手は別に何も難しくはありません。
チームが指定した時間を逆算して、良い状態で練習に取り組めるように、努めるだけです。
時間があるって、本当に出来ることがたくさんあるので、難しいと思います。
むしろ中2日のほうが、やれることは少ないので、頭を悩ませることは少ないのかなと思います。
時間がある=いい準備ができるというわけではないのが、とても面白いと思います。
そして、この準備時間が長いと、その試合に負けた時、その準備時間にあてた活動が否定されます。これは、結果が全ての世界でしか起こらない、非常に難しい問題です。
開幕戦が重要視される理由もこれと同じことが言えます。
たくさん準備した試合って重いのです。
今節は0-3で完敗でした。
いつも以上にこの敗戦を重く感じます。
この準備期間でやってきたことを否定され、非常にダメージが大きいです。
本当に大切な試合を落としたと思います。
分かっていても出来ない自分の不甲斐なさでいっぱいです。
ここで勝つのと負けるのは勝ち点3以上の価値があったと思います。
ただもう失ったものは返ってこないので、次、勝つためにまた準備し続けるしかないと思います。
もちろん、その準備方法を見直して改善して。
2 「何がピッチで起きていて→こうしなければならない」までのスピード感
今節は完敗だったと思います。
内容、結果ともに良くありませんでした。
最終的な結果というのは相手もあることなので、完全にコントロールすることはできませんが、せめて、その結果が決まる最後の笛が鳴るまでは、頭をフル回転して、勝てるように努めなければなりません。
その中で、時間的猶予というのは、試合中、ジリジリと減っていきます。
ただ、皆さんも締め切りギリギリまで危機感を持てないことって経験していると思います。
それが、サッカーの90分間でも起きてしまうのです。人間の本質はどこでも変わらないものです。
開始10分の0-1と後半ロスタイムでの0-1では危機感が違うのは明白です。
これがこのような数字で分かりやすいものなら、まだ目に見えて何かを変えなければとなりますが、なんかうまくいってないけど、別に失点はしてないしかな。と心のどこかで思っちゃっているのかなと今節を終えてめちゃめちゃ感じました。
これは「結果が全て」とこの世界が呼ばれているデメリットだと思います。
失点しなきゃいい。点は取れてればいい。
こういった思いがなんか上手いってないけど、失点してない時間帯を長くしてしまっている原因だと僕は思います。
「うまくいってない時間帯が長い」とこうやって文字にしてみたら、少しでも早く改善したほうがいいに決まっているのに、前半は耐えようとか、ハーフタイムで修正できるとか時間的猶予に頼ってしまうのは良くないなと思いました。
ピッチで起きている問題をとにかく早く対処する。
特にそれがチームの構造上の問題なら尚更である。
解決するためにはそれぞれのコミュニケーションが必要だからである。
コミュニケーションには時間がかかります。特に試合中では、話す時間が少ないです。
時間が割けないのに、コミュニケーションをとるのを後回しにしていたらそりゃずるずると時間が過ぎていくだけです。
言うは易しですが、試合中に起きている問題をとにかく早く改善できるチームになりたいと今節を終えて強く感じました。
今節感じたことをすぐ次節にできるとは思いませんが、少しずつでも成長できるようにトライしていこうと思います。
以上です。
※お知らせ
最後に、告知させてください!
これまで公式戦後に「さくらばのーと」ということで、投稿していきましたが、もっと深い話や色んな面白いことが出来ないだろうかと考え、メンバーシップを開設することにしました!
その名も「シン・さくらばのーと」です!
これまでの振り返りはもちろん継続しますが、メンバーシップ限定のnote公開や、双方向での質問回答、そのほか面白いことをたくさんやっていこうと計画してます!
本格的な活動は6月から始めます!
ここ数ヶ月、たくさん準備してきたので、ぜひ、「さくらばのーと」ファンの皆さん、「シン・さくらばのーと」にも来てください!
必ずもっと面白いコンテンツを投稿します!
GKについて、サッカーについて、進学について、身長について、全部、皆さんとたくさんお話ができるのを楽しみにしてます😌
今回も読んでいただきありがとうございました😊
トライし続ける櫻庭立樹