「サッカーを炒めたり煮たり、考えたり」vs.松本山雅
2024明治安田J3リーグ 第33節
vs.松本山雅FC
4-3 勝ち
サブ
今節も熱い応援ありがとうございました!
遠い松本の地まで来てくださっ方サポーターの皆さんはもちろん、鳥取市で行われたパブリックビューイングで応援してくださった方々など、皆さん、それぞれの場所で想いを送ってくださった結果が、選手のあと1歩を、あと1センチを、生み出しています。
決して、完勝とは言えず、課題は残ったものの、勝利という結果を掴むことができて、チームとしては次に繋がる試合になりました。
前節のnoteの最後に、ジェットコースターのような残りのシーズンになると書きましたが、伏線回収が早すぎました。
我々選手も、何回も、フワってなったりしましたが、強心臓で、まだまだついてきてください!
では、今節の考えたこと、感じたことです。
サッカーと色
今節は、メインカラーが緑のチーム対決でした。
緑と一括りにすると、それぞれの誇りあるサポーターからボコボコにされそうなので、もう少し細かくいうと、
ガイナーレは「ライトグリーン」松本山雅は「緑」とJリーグのホームページには書かれています。
ガイナーレの方が明るい緑、山雅は濃い緑って感じですかね。
小見出しとして、「サッカーと色」と書きましたが、一見、そこまで重要視されていない話題だと思う方も、いや、めちゃめちゃ大事すぎるわ!って思う方もいたり、けっこう個人的に面白い話が出来そうだなと思ってます。
僕自身の経験として、サッカーと色と言われて、パッと思いつく話は、母校、筑波大学の話です。
筑波大学蹴球部のユニフォームの色は水色です。
そして、この水色のことを、部員たちは、「フューチャーブルー」と呼んでいます。
5.6軍くらいまであるたくさんの部員の中で、トップチームとは呼ばれる選手しか、フューチャーブルーのユニフォームを着ることができず、それ以下のカテゴリーの部員は、また別のユニフォームになります。
本当にたくさんの部員がこの色のユニフォームを着るために努力している姿を見て、この、「色による差別化」みたいなのがとても印象的な4年間でした。
このようにサッカーと色は想像以上に関係が深く、例を挙げようとするとまだまだ書けそうです。
SNSでも、よく、自分のチームのカラーに例えて、
「〜色の血が流れている」と表現されているのもよく見ます。
GKに関しても、ユニフォームの色だったり、グローブの色というのも、細かいところかもしれませんが、議論してみてもいいのかなと思います。
僕の意見では、GKの色は、やっぱり、パッと目につく視認性の高い色の方がいいのかなーと思ってます。
フォワードが間接視野でも、ちらっと、GKのことを認識することができれば、意識してしまうし、明るい色が、膨張色と呼ばれるように、圧迫感や迫力というのも印象として与えられたりするのかなとも考えました。
一方で、明るい色だとGKと空いているコースとの差が、色的にはっきりしすぎてしまうので、コースがわかりやすく見えてしまうかもなーとも思ったりします。
忍者のように、地味な色で、どこにいるかわからないようにしたり、芝の色に似た、緑にしたりすると、フォワードの間接視野で認識しにくかったりするのかなとも。
皆さんは、GKのユニフォームの色は何色が良いですか?
そもそも、色なんて関係ないですか?ありますか?
10秒だけで良いので考えてみてください。
またちょっとだけサッカーが面白く見えると思います。
サッカーと人口
以下はXで見つけた、人口とカテゴリーのデータです。
Xで見つけた情報なので、正確な情報かは分かりませんが、今は一旦、この数値を参考にサッカーと人口について考えてみたいと思います。
僕はこのデータを見てまず思ったことは、J1ってちゃんと人口が多いところにあるなと思いました。
もちろん、大都市に多いんだろうなというなんとなくの感覚はありましたが、こうも顕著だとは思いませんでした。
ヨーロッパ諸国や韓国などアジア圏の主要リーグでも同じようなデータを見てみたいです。
人口だけが全てではないですし、県単位ではなく、ホームタウンに設定されている市区町村別で物事を見たほうがより良いデータだとは思いますが、ガイナーレがこの47番目にいる最後尾から、J1まで行けたら、こんなにも誇らしいことはないなと強く感じました。
そして、今節、試合した松本はJ1経験クラブですし、44位の徳島県の徳島ヴォルティスもJ1経験クラブです。
長野県全体で見たら決して人口は少なくありませんが、長野県の面積や長野パルセイロもあったりとその他諸々を考慮した時の、やはりあのアルウィンの集客力は凄まじいなと感じます。
ガイナーレも人口密度で考えたら本当にすごいと思います。
Jリーグだけではなく、今はさまざまなエンタメが人口という限りあるパイを取り合っています。
BリーグもVリーグも観に行ったことありますが、どのスポーツも本当に面白いと思います。
これといった着地点はありませんが、自分なりに現役サッカー選手としてずっと集客に関することはアンテナ高く過ごしていきたいと思い、今回紹介させていただきました。
皆さんもぜひ考えてみてください。
終わりに
ついに残り5節のところまで来ました。
2位、今治との差が15ポイントなので、ほぼほぼ現実的な昇格方法はプレーオフで勝ち抜くしかありません。
2025シーズン、J2、20番目に滑り込むために、まずは、残りの5試合、そして、今週の富山戦、全力で勝ちに行きましょう。
まだまだ今シーズンは楽しくなるぞ。
少し前からポッドキャスト始めた櫻庭立樹より。
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