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「Inefficient.」vs.大宮

2024 J3リーグ 第12節
vs.大宮アルディージャ
0-3 負け
フル出場

いつもより非効率な文章を書きます。
読者の皆さん、頑張ってください。
初めて読んでくださる方、ごめんなさい。
よろしくお願いします🙇


今節も本当にたくさんの方々がスタジアムに来てくださりました。
AXISバードスタジアムで素晴らしい雰囲気の中、プレー出来たことを嬉しく思います。
と同時に、その中で結果を出すことができず、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
もちろん、全ての試合で勝つためにプレーしていますが、全て勝てるほど甘いスポーツではないと思っています。
勝てるかわからない中で勝つ、そんな勝利だからこそ歓喜できるはずです。
自分自身のパフォーマンスも満足できるものではないし、直視したくないミスもありました。
久しぶりに試合後のこのnoteを書きたくないなとも思いました。そして、切り替えが大事だという言葉に逃げようとしました。しかし、逃げずに、この弱さと戦いたいなとも思いました。
冒頭で非効率な文章を書きますと書きましたが、つまり、読みにくい文章ということです。今回は目次のような区切りや見出しを無しで、書いていきます。実験的な側面とただただ思いのままに書いていこうという考えからこのような形をとりました。

試合を見てくださった皆さんは分かると思いますが、この試合は未だ負け無しの大宮に対して、意図的にボールを動かし、意図的にゴールに向かうという姿勢やプレーを多く生み出すことができたと思います。
ただ、そんな中で、数少ない守備のシーンで、自分がミスをしてしまい、失点してしまいました。そこで起きた、技術的なミス、メンタル的な話は僕個人の問題なので、チームがどうこうはなく、GKとしてガイナーレ鳥取のゴールマウスを任せてもらっている以上、この責任から逃げるつもりは微塵もありません。客観的に見ても、非難されて妥当なプレーでした。もちろん、自分からこのように書くことで、「そんなことないよ」的な慰めを安易に要求しているわけでもありません。自分のミスだからということではなく、1人のサッカー選手として、客観的に捉えた中で、このような感想を持っただけです。
チーム全体が良い内容で進めていたとしても、たった1つのミスで、失点し、試合の流れが変わってしまうことはこれぞフットボールという感じもします。
自分もプレーしている中で、なかなか前半を戦いながら自分の仕事が少ないなと感じつつも、こういう時こそ、気を引き締めなければとも思っていたのも事実です。
これは結果論にはなってしまいますが、こういう時こそ気を引き締めなければといった感覚が、今回はネガティブに働き、自分のファーストプレーが非常に硬いチョイスになってしまい、リスクを犯した積極的なプレーを妨げてしまったのかなという反省もあります。
あそこで、1回でキャッチに行かず、一度手前に落としてから確実にボールを収めようという頭の中が正しい技術を妨げたのかなと思います。
「このボールはキャッチできる!」と思った瞬間、そのボールはGKにとって難しいものとなります。GKにとって簡単なボールというのは1つもなく、1つでもその技術発揮を成立させると要素が欠けると、一気に難易度が上がります。
なんでそんなミスすんねん!と感じるサッカープレーヤーのミスはその瞬間の慢心から生まれると僕は思います。「これはトラップできる。」「こんな簡単なボールなら自分はミスしないだろう。」という気持ちが本当にちょっとしたズレを生み出します。
そして、自分はこのちょっとした慢心がプレーを難しくするんだと頭では分かっていても、実際にこういったプレーがピッチで起きてしまうことに本当に腹が立ちます。分かってるのに、と。
まだまだ自分は甘いなと改めて感じた1プレーになりました。いつもいつも負けたりミスがあった時に同じような反省をしている気がします。こうやってnoteを書き続けていると分かります。定期的に過去のnoteを振り返っても同じような反省ばっかりしてんなと思います。
反省にも努力にも何か特別なことは無いのかなと思います。これをやったから上手くいく、こういった反省が必ず次のプレーを良くさせるとかは無いのかなと。ただただひたすら自分の弱さと向き合い、同じような反省をして、ほんのちょっとしか成長しない、できない自分を褒めつつ、悲しみつつ。だって、成長期でもなんでも無いんですよ。大人は。いつだって大人は子どもたちの成長に驚かされるわけじゃ無いですか。久しぶりに会った親戚の子どもはどんだけ出来ることが増えてるんだとめちゃめちゃ驚きます。つまり自分たち大人は成長曲線が圧倒的に緩やかになっている証拠です。
なのに、努力の仕方だったり要領というのは歳を重ねるごとに理解が高まっていくのです。なんと皮肉なことなんでしょう。
ここまで書いてみて、少しネガティヴな内容になり過ぎてしまったのは、最近、欠かさず聞き続けているPodcast「スポーツが憂鬱な夜に」#スポ鬱 のせいです😅 めちゃめちゃおすすめです。ぜひ移動中にでも聴いてみてください。
話を戻します。
TikTokやYouTubeの倍速再生など、こんなにもコンテンツが効率化されて、時間的に短いことが価値あるの世の中で、活字でしか表現できないし、読むのにも時間がかかるnoteを書き続けているのはあまりにも効率が悪い話です。サッカーも90分間、必死こいて大人が走り続けても0-0のスコアレスで終わったり、時に頑張ったのにも関わらず、ボコボコにされて絶望的な敗北を味わうことがあります。そして、チームの勝利に携わる人たちはその90分だけでなく、基本的にその1週間、毎日をデザインして、準備してきています。そんな1週間をあまりにもあっさり打ち砕く週末の負け、そしてどんな1週間を過ごそうと全てを◎とする週末の勝利。このような事実の良し悪しはまた置いといて、あまりにもサッカーは効率が悪いです。

ただ、僕はこんな効率が悪いことになぜか熱中できるのです。


こんなに振り返りたくない内容のプレーの映像もなぜか見ちゃうし、このnoteもいつのまにか書いちゃっているのです。
ここまで読んでくださった皆さんも決して気持ちの良い内容だったとは思わないでしょう。
そして、読んでもらってなんぼのこのnoteも別に今回ばかりは読まれようという工夫は正直していません。通知表なら「創意工夫×」です。
自分自身でもなぜこんなに効率の悪いものに熱を注いでいるのか分かりません。言語化は自分の得意分野だと思っていたのに。

ただ、この熱は感動を生むということだけは分かっています。

毎回、感動を呼ぶことで有名なテレビ番組はなんでしょう。
たくさんあると思いますが、僕がここで挙げるのは
「情熱大陸」です。
結局、熱なのです。

自分は感情を表現することは得意ではないですが、ピッチに熱を注ぐ方法は他にもたくさんあると思います。

見えにくい熱かもしれませんが、それが皆さんに伝染していくよう、頑張ります。


ここまで今回のnoteに付き合ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。
もし仮に初めて僕のnoteを読んだ方でここまで辿り着いた方はホンモノです。笑
ぜひ、過去のやつも読んでみてください。
もう少し読みやすいnoteになっているはずです。

もっと頑張れ俺!🔥🔥🔥


櫻庭立樹

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