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猫に小判?だったお話


こんにちは。さくら朔々です。

つい先日からnoteを使い始めまして、まだいろいろと分かってない初心者です。
その前はブログをやっていたのですが、そこでふと「あれ?ブログで書いた記事をnoteで再公開するのってできるのかな?」と思ってやってみたら、案外、簡単に出来るのですね!
(永遠のデジタル初心者、よちよち歩き熟女ですみません…。なにをするにも手探りなのです。)
それで、せっかく転記できたから公開しようかなあ、と。
阿佐ヶ谷七夕ウラナイまつりも近いし、せめて占い関係の記事にしようかと思ったのですが、ちょっとした自己紹介代わりに。
お時間がある時に、ぜひお付き合い下さいませ。



猫に小判?だったお話(ブログより再掲載)


数年前のお話です。
あるご高齢の女性から、ちょっとしたお使いを頼まれました。
その方は元々肌が弱く、それもあってご自分に合う化粧品や洗顔料にもお詳しく、こだわりをお持ちです。
その方がずっと気に入って使っている、ある化粧品ブランドのコットンがあるのですが、ご自分で買いに行くのは難しく、入手しにくいとの事。
私がデパートに行った際、買ってきてもらえないだろうか、というお話でした。
はい、喜んで!とお引き受けし、普段は行かない、デパートコスメのコーナーに足を踏み入れたのです。

ま、お高い化粧品が並ぶキラキラした空間に行って、コットンだけを買って帰る、というのは少々、気恥ずかしいところもあり、だからこそ「頼まれてお使いで来ました!」という感じを隠すことなく前面に押し出しながら、無事にお目当てのコットンを買うことが出来ました。

すると、その「お使い感」に反応して下さった美容部員の方が、「とっても肌触りの良いお品ですので、是非、お客様ご自身もお試し下さい」と、私にもそのコットンの試供品を下さったのです。
ありがとうございます、とお礼を述べて受け取り、バッグのポケットのすみっこに入れたまましばらく忘れていたのですが、ふとした時に見つけ、せっかくだから使ってみよう、と思いました。

(ここまで読んで、皆様うっすらとお気づきかと思いますが、私は美容に関してめちゃめちゃ「意識低い系」です。ここから先も「美容意識めちゃ低い系」の感想だと思ってお読み下さい。)


洗顔後、その高級なコットンを手に取り、いつもの化粧水をたっぷりと含ませ……
まず、びっくり。
いつもの倍くらい振りかけているのに、全然、水分たっぷり感なし。驚異の吸水力!
そして、顔にあててパフパフしてみても……表面さらさら、逆戻りなし!

思わず、別目的な商品のキャッチフレーズが浮かぶくらい、顔が濡れている感じがしなかったのです。

これは……確かに肌触りがいいけれど、本来の目的、お役目から、逸れつつあるお品なのでは?

その時、私の頭に浮かんだ率直な感想は、
「鵜飼の鵜、おなかいっぱい食べすぎじゃない?」
というものだったのです。(少々、問題ある表現で恐縮です)

洗面台の前で立ち尽くし、一瞬、真剣にそう思いましたが、しばらくしてポンっと思い浮かびました。
あ、猫に小判、なんだな。というか、そもそも目的が違うんだな。


前出のマダムは、しっかりと時間をかけて肌のお手入れをする方なのです。
マッサージも兼ねて、たっぷりと化粧水を含ませたコットンで、優しくお肌をトントンしている最中に、表面が毛羽立ったり、繊維が取れてきたりするのでは、困るのでしょう。


片や私は、洗顔後にパンパンパーン!と景気よく叩き込んで「よし、一丁上がり!」というタイプ。
(改めて書くとガサツだなあ……)
そんな私は、コットンに「肌触り」「サラサラ感」はあまり求めておらず、出来るだけ素早く「私は化粧水を顔に塗った!はい、終了~」という実感が欲しかった。(……やっぱり、ただのガサツなのか…)

なるほど。コットンひとつ取っても、人によって求めるものは全然違うのだなー。
と、改めて実感した出来事でした。


ちなみに、というか、やはりと言うか。
マダムは、化粧水の消費量がとっても多いそうです。
ご本人がまったく気にされていないので、もちろん私も何も申し上げませんが、ほんのちょっとだけ「ほかのコットンをお試しされてみるのも、また一興かと…」と、少~しだけ、思う。

うん、心の中で、ちょっとだけ。



そんな私ですが、占い師としてイベント参加致します。

(話の切り替えが強引)

さくら朔々は、8月10日(土)に出演致します。

当日受付も可能ですが、ご予約頂いた方が確実です。
ご予約フォームから、お気軽に御問い合わせ下さいませ。

会場となる「スキマほーる」さんは、アジア料理のお店で、お料理がとても美味しそう✨私も楽しみにしております😊
阿佐ヶ谷七夕まつりの夜、夕涼みも兼ねて、是非遊びにいらしてください。お待ちしております。

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