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時々、流れ星が見えるようになったよ。

こんにちは。さくら朔々です。
なんだかメルヘンチックなタイトルで恐縮ですが、そういうお話でもないので、宜しかったらお付き合い下さいませ。

つい先日、夜中に目が覚めてちょっと身体を起こした時の事。なにかが点滅している感じがしました。
あれ?パソコン消してなかったっけ?(消えている)窓の外でなにか光っている?(光ってない)
と、しばらくキョロキョロした後、自分の目の調子がおかしい、と思い至りました。

その場で「光が走る  目」などと検索したら、すぐに「光視症」という言葉と詳しい内容が出て来て、同じ光視症と言っても様々な症状や原因があるようなので、その時の状況に一番近い「視界の隅に一瞬、光が走る」という項目をよく読んでみた所、「基本的には目の老化現象のひとつだが、網膜剥離などの病気の前兆としてあらわれる場合があるので、早めの受診を」との事。

網膜剥離って……。いやいや、そこまで大袈裟な病気ではないでしょ。寝起きだったから変な感じがしたけれど今は落ち着いてきたし、そこまでではないのでは…。

と思ったものの、一度目にしてしまうとなかなかインパクトが強い「網膜剥離」という病名。実は、この病気の手術をした知人がいて、人づてにその治療が大変だったというお話も聞いたことがあるので、余計に怖かったのです。

翌日は用事もありいつも通り出掛けたものの、昼間、明るい場所でも目を動かした時になんとなく同じ場所に(私の場合は視界の右端)ピカッとする感じがあり、やはり気になるので、以前、眼底検査を受けた事がある近くの眼科に症状を伝えて予約をし、受診することにしました。


結論から言うと、網膜剥離の心配はなく、いわゆる「目の老化現象」の方でした😅

先生も「心配はないです。良かったです」と力強く仰った後、少し言いにくそうに「この光視症というのは、これといった治療法はないんです。そういうものだ、と思って慣れていってもらうしか…。また見え方に変化があった時は(別の場所に光が見えるようになったとか、黒い点が急に増えたとか)すぐに受診して下さいね」と優しく仰って下さいました。

何事もなくて、良かったです。
でも、「目の老化現象。こういうものだと思って慣れてもらうしか」っていうのも、それなりにじんわりと来るものがありますねー。

その後は、時々光っている感じはうっすらあるものの、夜中に目が覚めた時も、初回ほど驚くような光の見え方をする事はなく、他にこれといった症状もないので、「あー、こういうものかー」とあっさり受け入れております。

老化現象で一番しんどかったのは、2020年に両肩ほぼ同時に発症した四十肩で、個人的にはコロナ禍よりもダメージが大きく、「私の腕ってもう一生上がらないのでは?」と割と本気で思っていました。(時を経たらすんなり治りました。本当に、あの痛みはいったい何だったの?って感じです)
あの時に比べたら今回は楽勝です。わっはっは。

老化現象と言われると少々切ないですが、「まあ、何事も変わっていくものよね。」と、あまり深刻にならずに変化していく自分を受け入れていくのも、大事な事ですかねぇ。

そういえば、症状を説明するのに「シュッと目の端に星が走った様な」と言いかけ(実際には言いませんでしたが)ふと、思いました。

「私、時々、流れ星が見えるようになったよ✨」

あら、なんだかロマンティックですね❤️

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