READING9 ~私の本当と出会う~
学校の先生は 大学で教職課程を取り 晴れて先生となる
そして 生徒たちと出会う
これから未来をたくさん抱えている子供たちを前に
教師は蓄えていた知識を伝える
子供たちは 未来を紐解くことで精いっぱいの中
正解 不正解 正義 悪
過去の遺産をぶつけられる
そして
未来をジャッジする教師
それらが
子供たちの未来を食いつぶす
大地にあふれる命
世の中の流れ
目の前の今を大事にするという事
これらは教科にはなく はたまた 担当の教師もいない
子供たちは見えている世界を超えて
大人たちは見えなくなったと思っていた世界を思い出す
この地球が
自らの中にある魂が
ささやいている
箱の中より 目で見える世界より
箱の外 視界のその先の世界を感じる
それこそが
目の前に広がる世界を
目の前の人の表情を
ありのままの本当が見える
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