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傷ついたけど活力になった言葉
こんにちは。さくらです🌸
前回は保護室での生活について少しお伝えしました。
今日は保護室でそんな日々を送る中で、とある看護師さんに言われた言葉についてお伝えします。
自分を傷つけていた時のこと。
ある看護師さんにこう言われました。
「あなたなんかが看護師になれるわけない。」
そのときはすごく傷つきましたね。
実際に言った言葉と少しニュアンスが違うかもしれませんが、私にはそう伝わりました。
人格否定された気持ちになりました。同時に、「やっぱり私なんかが看護師なれるわけないよね。」とも思いました。人生真っ暗闇の中で光なんかみえず全てを諦めたくなる気持ちでいたし、この時は自己否定も強かったので、「私なんか…」という気持ちでこの言葉にどこか納得している自分もいました。でも、その言葉が強烈に胸に残っていたから負けたくないと思ったし、絶対看護師になって見返してやると思ったので、看護大学を辞めることはせずに、7年かかったけれど無事卒業までたどり着き今は看護師として働いてます。
直接伝えられてはいませんが、「あなたなんかが看護師になれるわけない。」といった看護師さんに、「私看護師になれたし。」って言ってやりたいですね。
次回:三人称ノベライズとの出会い
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今振り返れば、「あなたのように自分を傷つけてしまう人が患者さんを大切にすることはできない」という意味だったのかなぁと思ったりしています。
なんにせよ、人の持つ言葉の力って偉大だなと思います。言葉一つでその人の人生が大きく変わることもあると思います。
自分が発する言葉ひとつひとつを大切にしていきたいですね。