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精神科病院、急性期閉鎖病棟での生活

こんにちは。さくらです🌸

前回の続きから…
一時退院して実家で生活していく中で「しんどい」という気持ちや、嫌悪感、罪悪感、自己否定などのネガティブな感情が強く、「消えてしまいたい」気持ちから衝動的に過量服薬してしまい救急搬送されました。搬送先の病院で1か月程入院し、現在も通院をしている病院へと転院しました。


急性期閉鎖病棟での生活

閉鎖病棟自体は初めての精神科病院入院の際に経験していたので、ある程度どういうところか想像はついていました。コード類や靴紐、ズボンの紐、携帯電話などすべて預かり、もしくは家族に家に持って帰ってもらうという所は変わりはなかったです。そして閉鎖病棟なので自由に病棟外へ出ることはできませんでした。許可がある方だけ看護師さんと一緒に売店までお菓子や飲み物を買いに行くことはできました。その他の方は購入伝票みたいなものを記載して看護師さんが代わりに売店に買い物に行ってくれます。

急性期閉鎖病棟での生活はあまり覚えていません。(急性期で調子が悪すぎて記憶にない。)
食べれない状態が続いていたので点滴をしていた記憶はあります。
急性期は3か月までしかいられないので、3か月を過ぎると療養の閉鎖病棟へ移動となりました。主治医との面談で、療養病棟へ転棟することが決まった時は、病棟内でできた友達となぜか喜んでいました。
そして療養の閉鎖病棟へと転棟しました。
そこから数カ月に渡る長い長い入院生活が始まりました。
そこで出会ったスタッフの方たちや病棟でできた友達とのできごと、体験を今後綴っていけたらと思います。

次回:精神科病院、療養の閉鎖病棟での生活


ここまで読んでくださりありがとうございました。
経験したことのある方は理解していただけるかと思いますが、調子の悪かった時のことってあまり記憶にないですよね。急性期の時ってその日その日を生きるだけで精一杯で、一日をどう過ごしていたかなんて全く覚えていないです。
病状が少し落ち着き、療養病棟に転棟できる状態の段階に入って、ようやく自分の置かれている状況がわかってきたり、一日の生活の中で少し余裕が持てるようになったり、作業療法に参加して楽しいと思えることが少し増えたりしていきます。

急性期の状態の方がこのnoteをみることはあまりないのではないかと思いますが、急性期を経験したことのある方、本当によく急性期を乗り越えましたね。只今急性期の方も、急性期を乗り越えて少し病状が落ち着いてきた方も、みなさん本当によく闘っていると思います。精神疾患との闘いはとてもとても長いですよね。私も未だに闘っている最中です。一緒にというと少しおこがましいですが、一緒に乗り越えていきたいですね。
「やまない雨はない」とよく言いますが、雨が降っている最中は「いつまでこれが続くんだ」と気持ちが悶々としますよね。「本当にこの雨はやむのだろうか」と疑問にも思いますよね。一瞬晴れ間がのぞいたとしても「またすぐに雨が降るのではないか」と不安にもなりますよね。でもいつか雨は必ずやむんです。また降るかもしれないけど、やむんです。これは私がこれまでたくさん経験してきたからこそ言えます。雨はやみます。
晴れている間はとことん景色を楽しみましょう。またいつ雨が降るかわからない不安はありますが、先のことはその時考えれば大丈夫です。
晴れている「今、この瞬間」に目を向けられたら素敵ですね。

晴れの方も雨の方も、嵐の中にいる方も、みなさんが幸せでありますように。私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです🍀

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