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初めて精神科病院に入院

おはようございます。さくらです🌸

今日は、初めて精神科病院に入院した時のことをお伝えできたらと思います。

前回の続きから…
メンタルクリニックを受診し、学校を休んで家で休養した方が良いと言われた後のこと。

当時、私は学生寮に住んでいました。
メンタルクリニックの先生から、「今後の治療方針についてご両親と話したい」と言われたため、遠方から家族が来てくれました。
この時の私は抑うつ状態で思考も回らなく、どういう話をして入院の経緯に至ったか覚えていません。
家族が来てくれた次の日、精神科病院に入院することになりました。

初めての精神科病院入院

これまで大病を患うことなく健康に生きてきたので、病院に入院すること自体がほぼ初めてでした。
精神科病院って皆さんどのようなイメージをお持ちですかね。
暗い、牢獄のようなイメージでしょうか。
私が入院したことのある病院はどこも普通の一般科と変わらない雰囲気でした。一般科と違うところと言えば、窓が数センチしか開かなかったり、ナースステーションは開放的ではなく一つの部屋のようになっており窓口で対応する、閉鎖病棟であればドアに鍵がかかっており病棟と外を自由に出入りできないようになっていたり、持ち物確認があるといったところでしょうかね。看護師もハサミなどの危険物は身に付けていません。

私は、入院した時にはもう食べられない飲めないが状態が続いていたので、点滴とアイソカルという栄養補助食品だけで生きていました。
そして抗精神病薬や睡眠薬などの薬物治療も始まりました。

「治療をしたら必ず良くなる」
「気持ちに波はあるし今はすごい辛いと思うけど良くなるから」

そう主治医に言われた記憶があります。
数カ月で良くなると私自身も思っていました。(まさか良くなるのに数年かかるなんてこの時は微塵も思っていませんでした。)

大学3年後期の授業はほとんど休まず出席し提出物も出していたため、入院期間中の授業をお休みしても定期試験受験資格はもらえました。
ですが、この【魔物】はなかなか消えてくれず、大きな挫折を経験しました。

次回:人生で大きな挫折をした日

ここまで読んでくださりありがとうございました。
精神科病院は、その病院がどのような特徴を持っているかによって患者層が違ってきますよね。私が初めて入院した病院、病棟は認知症の方が多かったので、夜間徘徊している方や私の部屋をずーっと覗き込んでいる方、部屋に入ってきてしまう方など様々でした。驚きもありましたが、その環境には次第に慣れていきました。「精神科病院ってなんか意外と普通」と思った記憶があります。精神科に通院、入院することは勇気や体力気力を使います。ですが、病気を早期発見し早期治療に取り組めたら、長い間病気に苦しめられることはなくなるのではないかと思っています。今苦しんでいるみなさまが、少しでもこころと体が楽になれる日を願っています。

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