久しぶりに本を読んだ

個人的な読書のリハビリは、
とりあえず町田康舞城王太郎村上春樹の短編
(敬称略)。
この御三方はすごい、
それぞれ違う方向性の「おもろい」と「読みやすい」が同時に飛び込んでくる。
 で、
なかなかうまいこと言語化できんくてモヤモヤしとったことが 分かりやすくまとめられとるのを見つけた時の感動。これやから本読むのはやめれん。
最近は全然読めてなかったから、尚更そう思う。

西村賢太の小説が、なぜ、おもろいか。ホンマに書いているからです、思うたことを。これがおもしろいんです。
(中略)
 本当のことを書くと、エッセイが必ずおもしろくなるんです。でも、自分の文章的な自意識と、普通という、社会とか世間の自意識みたいなものを勝手に意識して、勝手に意味なく忖度して、そこにたどり着けない。自分の本当にたどり着けないんです。だから、自分の本当を書くためには、そこにたどり着く必要があるんです。

町田 康『私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?』第九回「エッセイのおもしろさ――随筆と小説のあいだ」(NHK出版新書 681・172-173頁より)

どれを最初に読めばいいか分からない人のリスト
❍中島らも
❍西村賢太 ←New!
❍根本 敬 ←New!
❍村田沙耶香

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