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11月の読みがたり・絵本『はなとひみつ』
絵本好きな子供から影響を受けて、私も絵本が大好きになりました。
毎晩の読み聞かせのほか、読書ボランティアで月に一度、本を読んでいます。大勢の前で読むには、準備、練習が必須!と毎回実感しています。時間を見つけて本を選び、ページ送りと朗読の練習をしています。
星新一さんの絵本⁈
日本を代表するSF作家星さんのお話に素敵な絵がつけられた(和田誠さんのイラスト)古めかしさを感じさせない絵本。毎年新聞に“星新一賞”の広告が出るので、本は知らないけど作者の名前は聞いたことあるなーという方も多いのでは。私は『ボッコちゃん』などを中学生くらいのときに夢中で読んでいたので、まさか絵本で出会えるとは!と手に取りました。
(星新一さんを詳しく知りたい方は、公式サイトあります。)
結構長い。普通に読むと10分近く。
斬新な発想を、わかりやすい言葉にしてあって星ワールドたっぷりのお話なのですが、大勢の小学生を前に読むにはどうだろうかと悩みました。その理由が、、、
①長い
小学生低学年の子供を見ていると、1冊あたり4分〜5分くらいが、集中して聞いてくれる時間だなと感じていました。ストーリーがわかりやすいもので7〜8分。この本、普通に読むと9分近くいきます。
②空想の世界
家族や兄弟など、日常のお話は子供も大人も想像つきやすいですが、この本は「何?どうなるの?何の話?」という空想が空想を呼ぶ内容です。人前で読む方の力量が足りるのか、不安がよぎりました。
迷ったけど読んでみた。
中弛みしないように、テンポよく読もうと決めて、約8分半で読みました。子供の反応からは、少し早かったかなー、もう少しゆっくりページ送りすれば良かったかなー、というのが反省点ではあるものの、読んでる間みんな静かに絵本に見入っていたのを感じました。
冒頭は読み語りに向いてる!と思う
タイトルを言って読み始めた後、すぅーっと絵本の世界に入ってくれたのを感じました。タイトルや書き出しの文章、和田さんのイラストの魅力によるものだと思います。そこから、一気に読み進めてしまいました!
星新一賞のリンクも貼っておきます!
(そこから受賞作品読めるリンクあり)