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父との思い出

たった32年しか一緒に居れないと
分かっていたら
あの日あの時あんな事したかったな
あんな事言ってあげてたらな
永遠に後悔は大なり小なりある

私の事を可愛がり
本当に自分で言うのも何ですが
愛されて育ちました

日曜日はいつも家族で出掛ける
魚釣り
竿を買ってもらった時の嬉しかった事
今でも覚えてる
餌の付け方も何回も何回も教えてくれて
釣れたら1番に喜び
無邪気な少年のような父でした

そんな父は中学生の時に母を亡くし
どこかしら寂しげな人だったそう←母談
学校では白いカーネーションを先生に渡され
母の日は大嫌いだったようです

他界して9年
未だに何かしら思い出すと泣くし
何故か亡くなって棺で眠る父しか思い出せなくて
また悲しくて泣いてしまったりします
でもそんな私を見て父は
にっこり笑ってヨシヨシしてくれてるはず
いつまでも可愛い娘ですから

そしていつの間にか私も歳取りました

note6日目
ありがとうございました♡

父の緩和病棟での看取りも
いつか書きたいと思います
緩和ケア、看取りで苦しむ家族の支えとまでは
大袈裟ですが
経験者だから伝えられる思いもあります

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