C1メジャーのリスティングを予測する3step
前書き
私たちは〝メンタル インパルス(Mental Impulse)〟が何方側から妨害されているかに最大の関心があります、即ち〝右〟なのか〝左〟なのかの議論です。私たちの流派は両側を均等にアジャストいたしません。右に変位していれば右から戻し、左に変位していれば左から戻します。どちらか一方向からしかアジャストしません。なので左右の判断はとても大切になります。
左右を判断するのに〝ニュータイプの直感力〟を用いているわけではありません。百年前から伝わる伝統的な検査方法を用いて判断しています。メンタル インパルスを妨げる変位が存在すると足先にその兆候が表現されます。どのような医学的メカニズムでそうなるのかは解明されていませんが〝どうしたら良いのか〟という方法論は培われています。
重力の影響が最小限になるよう設計されたカイロベットでリラックスしていただき、その状態での足先を観察いたします。膝頭、骨盤、手首、鎖骨、歯なども重要な指標点になりますが足先が基本中の基本になります。
先代の林先生は赤ちゃんも小児も足先の状態で変位を見極められていました。林先生は具体的な症状に関心はなく、メンタル インパルスの妨害を取り除くことに最大限ご尽力されていました。
序論
クライアント様の〝内くるぶし〟を左右で比較し、どちらの脚が短いかを目視で判断していきます。これを〝脚長差〟〝短下肢〟と呼称します。上部頸椎の変位(ズレ)は変位の度合いに比例して足先に現れます。リスティングを見極める重要な指標になります。
施術ベット、ヨガマットなどへ〝大の字〟で寝ていただきリラックスしていただきます。できる限り〝くの字〟にならないように真っ直ぐ寝ていただきます。術者は母指でクライアント様の内くるぶし(脛骨内果下端)を下からソフトに触れ、自分の母指を指標点にし目視で左右の比較をします。
あからさまに骨盤が傾き短下肢の生じている方々は専門医(整形外科etc)を訪ねてリハビリ療養をされていることが多いです←ギックリ腰などでこちらから出張しお尋ねするケースを除きます。私たちのオフィスを訪ねてみえる方々は〝一見して骨盤に傾きがなく短下肢も確認できない〟場合が多いですが下記の症状を持たれていることが多いです。
寝付きが悪い
寝ても疲れが取れない
肩こり腰痛が続く
眼精疲労や耳鳴りに悩む
胃腸不全や倦怠感を感じる
血液検査の数値が微妙
やる気がイマイチでない
このような皆様は普段から健康に気を使い不摂生もされずヨガや水泳に励みバランスの良い身体をされています。外見的な特徴として〝首を傾けるクセ〟や〝片エクボ〟のある方が多いです。このような方がオフィスに訪れた時、どのように判断していくかという方法論の基礎的な解説になります。
イネイト・コンタクト 予告
指圧、整骨、整体の区別がわからないけど〝カイロプラクター〟に興味がある一般の方を対象にした記事です。そのため〝上部頸椎〟〝スペシフィック〟〝H.I.O.〟〝アッパーサービカル〟などの難しい用語を用いないで一般受けする比喩表現を用いて表現しています。諸先生、諸先輩の皆様におかれましては温かく聞き流していただけますようお願い申し上げます
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