
LIFE SPAN〜老いなき世界〜
今回の本は”LIFE SPAN”
処本箋では
①手に取ったキッカケ
②読んだ後の感想
③どんな人に読んで欲しいか
の順で話を進めていきます。
目次もつけておくので、見たいところから読んでくださいね。
全体の文字数は1500〜2000字程度ですので、サクッと読めるかと思います。
それでは参りましょう。
1.手に取ったキッカケは?
この本を一番初めに知ったのはイケハヤさんのYouTubeです。その時はNMNというサプリの話がメインだったので、こんな本があるのか…という印象でしかありませんでした。
少し話は脱線しますが、私は普段リハビリの仕事をしています。仕事上、人のリアルな”老い”を現場で見ています。そして、その”老い”に対しての予防や対策を日々求めています。
そんな中での出会いでした。
LIFE SPANは次第にTwitterなどでもが取り上げられるようになり、いろんな人が良い本だったと紹介していました。そのため、私の興味も徐々に高まっていきました。
さらに書店でも見かけるようになり、自然と目に入ってくる頻度も増えました。加えて何より、表紙がオシャレ。青いものが大好き私は近寄って本を手に取りました。
シンプルな白に、光沢のかかった青い文字。本の手触りもサラサラしていて、高級感がある。しかも柔らかい!たいていの分厚い本はカバーが硬いのに対して、この本は手に優しい柔らかさでした。
よし、買おう!
表紙のキレイさと手触りの良さ。この2つが最終的な決め手になりました。この部分は実際に手に取ってみないと分かりませんよね。
そんな訳で、ついに購入を決めた私は分厚く、知識のビルのような本に戦いを挑みました。
※読んだ内容はTwitterやInstagramに要約として投稿しています。
【LIFE SPAN 老いなき世界】
— サク@本の要約クリエイター (@deathtolarda) January 17, 2021
寿命は一体いつ、誰が決めたのか?
圧倒的な希望、未来を感じさせてくれる本。人はなぜ老いるのか?に始まり、健康寿命がさらに伸びた先の社会を事実を交えて考察する。どんな人にも読んで欲しい1冊。
さぁ、今から考えよう。
100年後、あなたは何がしたい?#処本箋 pic.twitter.com/UpdL6WsFOH
2.読んだ後の感想
実際に読み終わった後は、長編映画を1本見終わったような気分でした。
余韻が残り、本への感謝と達成感に浸りました。
この本は自分の考え方を改めて正してくれました。理学療法士になって7年。予防医学や、健康寿命を深めることに意味があるのか。そう思い始めていたからです。
入院を減らす仕組みを作りたい。そう思って病院を辞め、フリーランスとして予防医学を広めたいと進んでいましたが、徐々に現実の壁にぶち当たっていきます。
そんな中で、この本と出会えたのは運命だとすら思えます。もう一度、進んでいく力を与えてくれた。また科学的に証明できることを教えてくれた。希望や可能性も与えてくれた。
そんな本を書いてくれた著者をはじめ、この本に携わった全ての方に感謝したい。そして、いつか著者に会いに行く。そんな夢も持てました。この夢は必ず叶えたい。そして伝えたい。
ありがとう、あなたのおかげで自分のやるべきことが分かりましたと。
今の自分にできることは現場で働きつつ、入院しない仕組みを外から作ること。そのために文章や映像を使って、人を動かす力が必要。
だから今日もコツコツ、発信を続けます。
3.LIFE SPANを読んで欲しい人
どんな人にも読んで欲しいと思う。
でも、真っ先に医療従事者は読んで欲しい。
老化についてもっと知って欲しい。老化は仕方ないものだという考えに「待った」をかける一冊です。
「老化だからね」なんて言わせる社会をなくしたい。
もし、書店で見かけたらぜひ手に取ってみて下さい。
いいなと思ったら応援しよう!
