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テキストで学ぶ映像のアレコレ⑦「カメラのセンサーサイズ」について

みなさん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。

本日は『映像のアレコレ第7弾「カメラのセンサーサイズ」』についてお届け!


・センサーサイズは大きい方が良いの?
・センサーサイズが小さいとカメラは小型なの?
・APS-Cセンサーはどんな人にオススメ?

そんな疑問がある方はぜひ読んで欲しい内容となっています!

それでは早速いきましょう!




センサーサイズの種類

一般的に使用され、市場に出ているカメラで主なセンサーサイズは以下の5種類だと思われます。

①中判サイズ(41.5mm×56mm)
②フルサイズ(約36mm × 24mm)
③APS-C(約23.6mm × 15.7mm、メーカーにより若干異なる)
④マイクロフォーサーズ(17.3mm × 13mm)
⑤1インチ以下(13.2mm × 8.8mm)

これらのサイズは、撮影時の画角や被写界深度に影響を与えます。




センサーサイズが大きいと、その分だけ光の情報量を多く集めることができます。

そのためデータ量は大きくなりますが、その分より諧調が豊かな素材となります。



センサーサイズの特徴って?

今、センサーサイズはカメラの大きさ、画質、価格と直接的に関連していると考えている方。

その考え方はもう古いかもしれません。




フルサイズは画質がいいけど、サイズがでかい。

マイクロフォーサーズはカメラ本体が小さくなって軽いけど、あまりボケない。




この考え方は、現在のカメラには当てはまらなくなっています。

例えば、フルサイズでもコンパクトなカメラ、「SONY ZV-E1」。

その重量は、なんと399g!!

有効画素数も1210万画素とテレビで見るための映像なら問題なく撮影できます!



その一方で、APS-Cでも大型のカメラ「FUJIFILM X-H2S」が存在します。

重量は579gと、もはやペッドボトル飲料よりも重いです。

画質は2616万画素と文句なしの高画質!!



さらにマイクロフォーサーズに限っては、「Panasonic LUMIX GH7」があり、こちらは重さは驚異の805g!!!

筋トレか!?

このカメラの画質は2520万画素と申し分ない。



とまぁ、冒頭に話していたセンサーサイズとカメラ本体のサイズやスペックはあまり関係なくなっています。




そんな常識はずれのカメラたちが出回っている中で必要なのは、私たちの選び方を鍛えること!



どんな選び方を軸に考えれば、自分に当てはまるカメラを買うことができるのか?


一緒に考えていきましょう!




用途に合わせたセンサーの選び方

センサーサイズの選択は、撮影者の目的や好みによって異なります。


以下に、一般的な傾向を示します。
※これらは絶対的正解ではありません

人物撮影:APS-Cやフルサイズがよく使用されます。被写界深度のコントロールがしやすいためです。

野鳥や小動物:APS-Cやマイクロフォーサーズがよく使用されます。焦点距離の延長効果により、望遠撮影に適しています。

風景や建築物:フルサイズがよく使用されます。広角レンズとの相性が良いためです。



あくまで一般的な話であり、自然環境やシチュエーションによって機材の選定は大きく変わります。





また、安価なライトや機材サードパーティ製の良質なレンズによって、光量の調整などが容易に行えるようになったこともあり、カメラ選択の幅はより広がっています。



そのため、自分が使ってみたいカメラや撮りたいシチュエーションによって選定するのが最も最適な選び方でしょう。


最近では、カメラをレンタルできるサービスも普及しているので、気になる機材は試すという選択肢もあります。

カメラのレンタルサービス「GOOPASS」はこちら
→ https://goopass.jp 



まとめ

カメラ選びにおいて、センサーサイズは重要な要素の一つですが、それだけで判断するべきではありません。




現代のカメラ技術では、各センサーサイズで高品質な撮影が可能です。



最終的には、実際の使用感得られる画像の質感を重視し、自分のニーズに最も合ったカメラを選ぶことが大切です。



可能であれば、実際にカメラを試用してみることをおすすめします。




今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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