見出し画像

テキストで学ぶ映像のアレコレ⑨「ビットレート」について

みなさん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。

本日は『テキストで学ぶ映像のアレコレ第9弾「ビットレート」について』というテーマでお届け!!





分かってはいるんだけど、ちょっと難しそう…。

そんな方のために、できるだけ分かりやすく解説します!




それでは行ってみましょう!!


ビットレートとは

ビットレートは、デジタル映像の品質を決定する主要な要素の一つ。



これは、1秒あたりにどれだけの情報量を記録するかを示す指標です。
単位は「bps」(ビットパーセカンド)と表記されます。




高いビットレートは詳細な情報を保持しますが、同時にファイルサイズも大きくなります。





ビットとバイトの関係

ビット(bit)とバイト(byte)の関係を理解することは、メディアの容量やデータ転送速度を考える上で非常に重要です。


・1バイト = 8ビット
<変換方法>
ビット → バイト:8で割る
バイト → ビット:8を掛ける




SDカードの仕様理解

SDカードの仕様を正しく理解することで、撮影時のトラブルを防ぎ、安定した録画を実現できます。


特に書き込み速度は重要な要素です。



読み込み速度:カードに表示されている速度(例:250MB/s)
最低書き込み速度:Vレーティングで表示(V60, V90など)
V60:最低60MB/s = 480Mbps
V90:最低90MB/s = 720Mbps




適切なメディア選択

撮影の目的や使用するカメラの性能に応じて、適切なメディアを選択することも重要です。


高品質な映像を安定して記録するためには、カメラの出力に見合ったメディアが必要です。



<一般的なガイドライン>
4K以下の撮影:V60クラスのSDカードで多くの場合対応可能
4K以上または高ビットレート撮影:V90以上またはCFexpressなどの高速メディアを検討




まとめ

ビットレートとメディア選択の基礎を理解することは、高品質な映像制作の第一歩!



カメラの性能を最大限に活かして、安定した撮影を行うためには、適切なメディア選択が必要です。



撮影の目的、編集・配信のワークフロー、予算などを総合的に考慮し、自身の機材や撮影スタイルに適したメディアを選ぶことが重要となります。



技術の進歩は速いため、常に最新の情報をキャッチアップすることも大切です。




今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

サク@ON CREATE
頂いたサポートはコンテンツの拡充に当てさせていただきます。常に「今」より良いコンテンツを目指していきます!