生き辛いなりに生きるということ
黒い鯉の中に1匹だけ錦鯉。
錦鯉は生き辛くないのかななんて考えるのは、錦鯉に自分を重ねているからかもしれません。
人と違う考えを持ったり、生き方をしていたりすると、孤独になることがあります。私は今、同年代の多くの人が歩んでいる人生とは少し違う生き方をしています。家族以外とは会話しない日がほとんどですし、家族ともほとんど話さない日もあります。そんな中で、エッセイを考えたり綴ったりする日々です。
昔から割と1人が好きです。しかし、たまに、どうせ誰とも関わらないし、私がいなくなっても誰も悲しまないだろう…なんて暗い気持ちになることがあります。
人と違うというのは、流されないということでもあると思います。長いものには巻かれろとはよく言ったもので、やはり、多くの人と同じやり方をした方が生きやすい世の中なのかもしれません。
私の憧れている作家やアーティストも、生き辛さみたいなものを抱えて生きています。そんな中で、人と違う自分をさらけ出したり、自分の考えを発信したりして多くの人の心を動かしています。生き辛さや孤独は、似ている誰かの心を動かす力になるのかもしれません。
この錦鯉は散歩コースにいるのですが、1匹でいることが多いです。錦鯉さんや、あなたは綺麗だよって声をかけてあげたくなります。錦鯉と言いながら、自分に言い聞かせているんでしょうが。
「あんたはしんどい時ほどわざとおどけてみせるよね」
と、私の心を見透かす母。この人は私がいなくなったら絶対に悲しむ。この人の涙は見たくないと強く思います。
生き辛さも孤独も、いつか誰かの力になれればと、明日からもまた綴ります。
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