72-38候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
秋 立秋 72-38候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
セミはお日様が上ると鳴くものだと思っていたが、いつの頃だったか、深夜でもうるさく鳴くのに気づいたのが、高速道路のSAでのことだった。
驚いて見上げるとそれもそのはず、団体さんで鳴く木は、煌々と昼間のように照らされているではないですか!
体験を検証するために調べると、光にもだけれど、温度にも関係があるとか。
そういえば、それに気がついたのも『熱帯夜』と言われることが多くなってきてからだったような気がする。
高速道路で蝉に驚かされたことのもう一つ。
大阪から走って、静岡を過ぎるあたりからシャンシャンシャンと気忙しくなくクマゼミから、突然、ミーンミーンとミンミンゼミに変わること。
それから東は、クマゼミのご登場は一切ない。
馴染みのあるクマゼミよりもミンミンゼミの方がずっと夏に似合う気がしたのだけれど、あの暑苦しい鳴声のクマゼミでも、毎年、ウチのバルコニーで生まれたコ(今年は4匹)たちは別モノ。たとえバルコニーで忙しく鳴かれても、とても愛おしく思ってしまう(笑) 。
さて、寒蝉鳴(ひぐらしなく)
もうながくあのカナカナカナカナ・・・と、もの哀しくなく『ひぐらし』を聴くことはない。大阪でも仕事帰りの山間部でよく聞いたものだったけれど。
今回、セミを調べていると、NET上になきごえのアップが意外に多く、懐かしい『ひぐらし』を繰り返し何度も聴いて楽しんだ。
興味のある方はどうぞ〜♡
2024年8月12日(月) 【旧暦 文月9日】