72-36候 大雨時行(たいうときどきにふる)
夏 大書 72-36候 大雨時行(たいうときどきにふる)
大雨で選んだ今回のTOP画像、大分県は日田市の沈下橋。日田市を通った折、茶店の窓から目に飛び込んできた光景。
大阪では馴染みのない沈下橋だけれど、四万十川の沈下橋は有名。調べてみると全国各地にあるという。また、沈下橋の呼称を『潜水橋』『沈み橋』『潜り橋』『流れ橋』面白いところでは『地獄橋』とも言われているそう。
沈下橋のメリットは
①危険回避、大雨があれば早々と沈み渡ることができなくなる。
②二次被害回避、大きな橋のように橋桁に流木が引っかかる被害も少ない。
③水さえ引けば修復も早く安価にできる。
さて、大雨時行(たいうときどきにふる)
近年は、猛暑とともにゲリラ豪雨や線状降水帯が発達。突然の豪雨からなる水害があとをたたない。山間部の土砂災害をはじめ、特に米や果物など作物被害映像が飛び込んできて、生産者さんのご苦労はいかほどかと計り知れない。
どうかこの上は、被害が少しでも少なくありますようにと願ってやまない。
2024年8月2日(金) 【旧暦 水無月28日】