ジエノゲスト経過報告　10/19追記　服薬中止

R6/10/19 追記部分
3〜4ヶ月以上経ってから、以前よりも頭痛やイライラ、精神状態の不調の発現が増え、飲み始めにはぽつぽつと出来ていたくらいだったニキビが顔と体中に大量発生したため、医師に相談し薬を変える事になりました。生理がないのは非常に、心の底から快適だったのですが、なくなく中止。医師から「3か月と7か月経過で一番副作用の声が大きい」と説明を受けましたが、いやそれ事前に教えてよ……。1～2か月でルンルンした記事書いちゃったじゃん……。次はジェミーナになりました。次回作にご期待ください。

ジエノゲスト、2か月以上服用してみての経過報告記事です。
（全てにおいて個人の感想なので、不安がある方はかかりつけの医師にご相談ください。ジエノゲストの服用を始めたきっかけはこちらの記事で。）

当初は1か月服用して記事を投稿しようと思っていたのですが、不正出血とか諸々の副作用のピークが大体2か月あたりで来るというのを目にして、それなら2か月以上経過してからの記事の方が詳細がわかると思いましたのでそのようにしました。

所感といたしましては、「副作用よりもメリットの方が大きく、私の身体には合っていた」です。私の場合はメリットの方が大きかっただけで、この薬を続けたくない人は多く居るだろうなと感じる様々な副作用がありました。

私が強く感じた副作用としましては、①空腹②イライラ③傾眠　です。①がとにかく、女性にとっては嫌な方が多いんじゃないかなと思います。私自身もBMIが22を超え、ダイエットせねば！となっていた時に服用したので、とにかくストレスがかかりました。（そのストレスのせいかわかりませんが、ニキビも大量発生して余計ナーバスに。）そしてこの①の空腹が更に②のイライラを増悪させるんですよ。負のスパイラル。イライラは服用してから２～3週間あたりで1番強く出て、それ以降は落ち着いた気がしますが、本当に些細な、くだらないことでイライラします。「更年期症状のようなものが出ます」と事前に説明を受けていたのですが、わかってはいても大したことでもないのに腹が立つ自分に嫌気がさして、惨めでした。

③の傾眠は、副作用というよりは私にとってはメリットになりました。不眠気味で薬を飲まないとしっかり眠れないくらいだったのですが、ジエノゲストを服用してからはその薬を飲まずとも眠れますし、ちょっとした音で起きるということがなくなったので、かなり健康的になりました。ただ、私みたいに不眠とか眠りが浅いとかじゃない限りは、嬉しくない副作用ですよね。

デメリットばかり書き連ねても気分が上がらないので、薬を継続服用するに至ったメリットも書こうと思います。これはもう数としては1つなのですが、1つにして最大のメリットは「月経が無くなったこと」です。月経が無いというだけで自分の生活がこれほど良くなるとは思ってもみませんでした。というより、月経によって生活が左右されすぎていたのにそれを普通だと思えていたのが異常で、症状が無くなった今ゾッとしています。あんな辛い思いをし続けるのは普通ではない。

メリットを詳しく説明すると、まず月経による様々な痛みから解放されます。私の場合は頭痛、腰痛、下腹部痛でした。頭痛や下腹部痛による吐き気の症状もあり、酷い時は月経前と終わりがけに嘔吐していました。ピルを飲んでいても吐き気はずっとあったのでしょうがないものと諦めていましたが、転院して相談したところ「ジエノゲストの場合はホルモンが黄体ホルモンのみなので、その方が吐き気とかの症状にはあってるかも」と説明を受けました。吐き気が気になる方は相談してみて欲しいです。嘔吐って苦しいですから。

次に、経血からの解放です。経血、凄まじく嫌じゃありませんか？私は不快でした、尋常でなく。（何で体の性別が女として生まれてきただけでこんな辛い目に合わなきゃいけないんだよと思春期には鬱屈した気持ちになりましたし、厨二病にもなりました。）服を汚すかもしれないプレッシャーとか、ナプキンをあてることによって肌荒れしたりとか、ニオイが気になったりだとか、でも中々周りには言えないし、理解してもらえるかも賭けだし、お風呂も一番最後だし。とにかく嫌だったんです。それが無くなるんです。私の語彙でこの喜びを100%の状態で書き表せないことが残念でならない。

あとはちまっとした個人的なことなのですが、ジエノゲストはピルと違って血栓症リスクが高くならないので、高齢まで飲み続けられるんですよね。私はアトピー関連で皮膚科に通っているのですが、色素沈着や諸々でトラネキサム酸を処方してもらいたくても、ピルを飲んでいたので治療が出来なくて……（トラネキサム酸はピルと併用は結構危険です）でも今は治療にとりかかれているので、そういう面でのストレスも減りました。

私のジエノゲスト経過はこんな感じです。薬の作用も個人差があるので、一概にこう！ということは言えませんが、少しでも誰かの参考になれば幸いです。