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『NYでの生活#11』 好きなアーティストのLiveに裏技使って参加した話
皆さんこんにちは!! SAKURAです!!
引き続き僕のNYエピソードは続きます笑
いやほんとに2ヶ月間の思い出があり過ぎて、
お話ししたいこと沢山あるんですよね!
てか、ありすぎて、
どこから話していいかわかんないレベル笑
僕結構記憶力ないんですけど、
楽しい思い出とかめちゃくちゃ覚えてて
逆に嫌な思い出とかかなり忘れてる
都合いいタイプっす笑
アーティストの話になるんですけど、
僕はかなりLDHのグループに
ハマっていた時期があって、
あ、ちなみにEXILEのグループなんですけど、
ライブに行くために横浜行ったら、大阪行ったり
東京行ったらしてたんですけど、
海外に興味を持つようになってから、
海外のアーティストにも
自然と興味が出てきて、
いつか海外で、
アーティストのライブを
見にいってみたいなぁって思ってました。
その当時、いろんなジャンルの音楽を聴いていたんですけど、
僕はJOJIというアーティストの曲にハマっていて、
ジャンル的に言うとalternativeなんですけど、
皆さんご存知ですか?
日本ではあまり有名ではないアーティストなんですけど、
代表曲何曲か貼っておきます。
彼のことを少し紹介します。
出身は大阪で、なんと彼、オーストラリアと日本のハーフです。
日本語ももちろん、英語も話せます。
神戸のインターナショナルスクールを卒業し、
18歳でNYに引っ越し、そこからの彼のキャリアはとんでもなく異質で
彼はアーティストとして曲を出す前、かなりイカれた動画を配信しており、
かなり狂ってる動画コンテンツで、人気があり、
動画を投稿していない今でも、
チャンネル登録者数 784万人
1,272,222,150 回視聴数
を持つユーチューバーでした。
もう動画投稿をする気がないと本人が言ってます笑
The Filthy Frank Show
⚠️見ないことをお勧めします。本当に
まじで狂ってます笑
現在の彼↓
こんな感じで軽く紹介させてもらったんですけど、
僕はそんな異色な経歴を持つ彼の作る音楽に
惚れて、興味を持ったわけなんですが、
僕がNYに滞在していたときに、
彼がライブをするのをたまたまネットで見つけて、
どうしても行きたいと、自分で英語のサイトを見つけて、
一人分のチケットを買ったわけなんですが、
彼のことを、最初から詳しく知っていたわけでもないし、
本当に数曲、自分が好きな曲があるって感じだったんですが、
僕はライブに行く前、
正直、日本のアーティストでアメリカを拠点に、ライブしても
盛り上がるわけがないと勝手に思っていました。
音楽の世界でアメリカで成功している人を僕はその時知らなかったし、
ましてや音楽の知識さえ、全然なかった。
幅広いジャンルの中で、
NYといえば、HIPHOPという認識が、あったからだと思います。
無事にチケットを取ることができ、
ライブ当日の日
僕は友達とのご飯を済ませて、
ライブへ向かったのですが、
ここで非常に大きな問題に直面しました。
ワクチンパスポート事件
僕がNYにいた時期は2021年9月から11月
2021年当時、どこへ行くのにも、
コロナのワクチンを打った照明を持っていなければ、
行動に制限がかかる状態でした。
当時アメリカに着くまで、
僕はワクチンを打っていなかったのですが、
(特に打ちたい気持ちも無く)
アメリカについてからは、学校でも、街中でも、
無料で打てる場所があったり、
とにかくワクチンを打って、
ワクチンパスポートの証明をしなければならなかったのですが、
僕はアメリカに到着してから、しっかり2回打ち、
パスポートを取得し、準備は完全にOK度と確信していました。
列に並んで、自分の番を待ち、
セキリュティにIDチェックをされている時でした。
僕のワクチンパスポートを見せると、
「お前は入れることが出来ない」
一言そう言われ、
ライブ会場に入ることを断られてしまった。
僕はパニックになって、少し強い口調で、
なぜかと聞いた。
すると彼は、お前は確かに2回ワクチンの証明はあるけど、
ワクチンパスポートが有効になるのは、
2回目の接種が終わり、
2週間後からだからと言われ
僕は列の最後まで追い出されてしまった。
どうしようもすることが出来なかった。
僕は本当にその時、絶望した。
好きなアーティストのライブに来て、
数メートル先でライブがあるのに
チケットもあるのに、中に入ることが出来ないなんて、、
ライブの開始時間まで30分を切っていた。
それでも50人ほどの列がまだ残っており、
どうにかする方法をひたすら外で考え、
誰かに助けを求めることしか、僕はできず、
NYでできた僕の唯一の友達Davidに電話して、
どうしたらいいか必死に相談していた。
彼もJojiの曲が好きで、僕がライブに行くことを
すごく羨ましがっていた。
早めに予定が合うなら、一緒に行きたかったが、
彼がJojiのことを好きとは、
僕は彼と出会った当初は知らなかった。
拙い英語でDavidに状況を説明していると、
彼はふと、とんでもないことを言い出した。
もしセキリュティにバレたら、大問題になるけど、
試してみるか??と言われ、僕はライブに行けるなら
なんでも良いと言った。
すると彼は、自身の身分証明書と、ワクチンパスポートの
情報を僕に送ってきたのだった。
僕は彼に聞いた。
「なぜ自分のパスポートを送ってきたの??」
すると彼は
俺は2回目の接種から2週間経っているし
俺のパスポートは有効だし、
俺の見た目も少しアジア人ぽいから、
お前がDavidになりきれば
ライブ見れるよって
彼は行ってきたのだ。
僕はそんな彼からの提案に、
冗談だよねって何度も聞いた。
その度に彼は、試してみればいけると言ってきた。
確かにDavidは日系スイス人で、見た目もアジア人ぽいけど、
誰がどう見ても、僕ではないのは分かるし、
そもそも似てる部分と言えば、
目元くらいだった。
その当時の僕の髪は金髪で、髪は長く、
Davidのパスポートの写真は
黒髪で短髪だった。
もうまさに別人のやつが他人のパスポートでライブに来ましたって感じ笑
それでもDavidは僕に言った。
アメリカ人のセキリュティは
アジア人ぽいやつ全員一緒だと思ってるからいけるよって
根拠のないアドバイスをくれて
めちゃくちゃ笑ってて、
時間ないんだから、試してみれば良いじゃんって、
僕にパスポート情報全部丸投げしてくれて
入れたら、また連絡してと、電話を切った。
その電話の後、Davidのパスポート情報を持ち、
流石に同じ服だとバレると思い、
被っていた、帽子と着ていたジャケットを脱ぎ、
頑張って、日系スイス人ぽい感じを出して、
まるでネイティブスピーカーのような
落ち着きを醸し出し、
列に並び直し、
再び、断られたセキリュティの前まで戻ってきた。
先にライブチケットをみせ、
次に、端末にあったDavidのパスポートを見せ、
僕の顔とパスポートを確認され、その後
セキリュティに名前を確認され、僕はDavidと答えた。
その後、ワクチンパスポートを見せると、
セキリュティは
「お前入っていいよ、はい次の奴」
そう言って僕をライブ会場に入れた
裏技大成功
駆け足でライブ会場に入り、
僕は嬉しさやよりも、怖さよりも
一番最初に来たのは面白さだった笑
一人で笑いを堪えることができず、
終始、ライブ会場の中で笑っていた。
いや、だってセキリュティ雑すぎでしょほんと笑
俺日本人なのに
スイス人で良いのかよって本気で思ってました笑
もちろんこんなこと
そもそもやってはいけない行為だということは
認識しています。
日本で同じことは確実に通用しません。
アメリカでの緩さに僕は救われた。
この事実は変えようがないです。
すぐさまDavidに連絡し、
中に入れたことを報告し、
めちゃくちゃ感謝しました。
彼はめちゃくちゃ笑いながら、
ほら言ったじゃんって笑
俺の分までライブ楽しんでねって
言ってくれました。
まじで優しすぎるってDavid笑
Davidのおかげで、無事ライブ会場に入ることができ、
入って15分後くらいに、
ライブはスタートしました。
始まってからは
JOJIの世界観に僕は心を奪われ、
圧巻のパフォーマンスに、そして彼の音楽に
感動してました。
もちろん動画も撮っていたのですが、
それよりも、JOJIを囲むたくさんのファン
こんなにも彼はNYで人気で、アメリカで人気で、
愛されているんだなって、
同じ日本人として、僕はとても誇らしい気持ちになったのを覚えています。
彼が歌っている時は観客も静かに彼の曲を聴く。
その空間が僕には最高で仕方がなかった。
そして間間に見せる彼のトークは
人々を惹きつけ、魅力を感じさせる
素晴らしいものだった。
あっという間にライブは終わり、
僕の海外初めてのライブは
結果としてめちゃくちゃ最高の思い出になった。
NYでの生活の中で
この経験は5本指に入るくらい、思い出深くて、
すごく濃かったのを三年経った今でも思います。
いやぁ本当に幸せだったなぁ。
何よりDavidには本当に感謝だなぁ、
彼が居なかったら、
僕はライブを直接目で見て感じることはできなかった。
良い体験をありがとうJOJI
そしてDavid
最後に僕の好きなアルバムを!!
僕の大好きなアーティストです。
皆さん最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。
いかがでしたでしょうか??
NYでの生活#11
ということで僕がNYでライブに行った時のちょっとしたトラブルと、
僕の好きなアーティストについてお話ししてみました。
皆さんも皆さんにしかできていない体験あると思います。
僕はそんなオリジナル満載なエピソード聞いたり、
話したりすることが大好きです。
コメントお待ちしております。
ありがとうございました。