Sakuraのヨガ日記。
こんにちは、Sakuraです。
bosyuをきっかけに再開したヨガのお仕事。
気がつけばヨガを教える事がライフワークになりました。
レッスン以外では、ヨガにまつわるコラムを書いたり(友人の会社の社内報に掲載していました)自分の中の「ヨガ」をアウトプットする機会にも恵まれ、日本語が大の苦手な私にとっては毎月胃の痛くなる作業でしたが、振り返れば心地よいストレッチだったと感じています。
私の背中をそっと押して、世界を広げてくれたbosyuと友人へ。
この場を借りて心からお礼を伝えたいです。
本当にありがとうございました!!
ヨガは人生をときめかせる魔法ではないけれど
身近にあることで少しだけ楽に生きるヒントになる。
せっかくなので、コラムで綴った内容をnoteにも簡単にまとめておこうと思います。
呼吸を使って本来の自分にリセットする
普段無意識に繰り返してる呼吸ですが、
実は心身整える上で重要な役割を持ちます。
ヨガの呼吸は基本鼻呼吸、副交感神経を優位にし、簡単にいうとリラックスレベル(休息の質)を上げる事ができます。
ピリピリしたり、イライラしたり、傷ついて悲しくなったり。
暮らしの中にはネガティブに引っ張られるシーンも多いですよね。
そんな時は1分だけでもいいので、目を閉じて深い鼻呼吸をしてみてください。頭の中を空っぽに、肩の力、目の奥の力を抜くように。
見たくないものや聞きたくないもの。
嫌でも目や耳に入ってきてしまう時代だからこそ、思考や感情から距離を置く時間を作ることは、本来の自分にリセットする意味でも大きな役割をはたします。
仕事の合間や寝る前など、呼吸に意識を向ける時間を増やしてみませんか?
アーサナ(ポーズ)で自分を知る
ヨガにはたくさんのポーズがありますよね。
簡単なものから、どこがどうなったらそのポーズができるんだろう、、と思ってしまうくらい難易度の高いものまで。
ヨガは本当の自分を見つける修行、そのためには今の自分の体の状態を正しく知る必要があり、正しく知る方法がアーサナでもあります。
レッスンをしていると、ポーズを取るために頑張ってしまう瞬間があるのですが、実はこれはエゴのサイン。
ポーズが安定せず恥ずかしいから頑張る、
体が硬い自分が認められなくて悔しいから頑張る、
これは他人と比べてしまっている合図でもあります。
体の作りも柔軟性も人それぞれなので、正しいポーズは自分自身の中にしかか持ち合わせていないはず。
アーサナは他と比べない心を持ち、自分の体と向き合うトレーニングでもあります。
ただ、人と比べる事は悪いだけではなく、自分自身を知ることの理解度を上げるきっかけにもなります。
大事なのはその先。人と比べてネガティブになっても、きちんと本来の自分に戻ってくること。正しく自分を理解していれば、戻り方も自然と学んできます。
あの人はあの人!
自分は自分!
ある意味、開き直りがしなやかで強い心を育てるとも言えます。
断捨離力を上げる
ヨガは心身一体のもの。呼吸とポーズを組み合わせて動くことで、身体の異常や心の不安定さをコントロールし、正しい自分に戻す術を身につけていきます。本当の自分を取り戻す強さは、自分への信頼に変換され、結果としてブレない自分に仕上がります。
ヨガを通じて自分自身を知ることで、
自分にとっての必要、不要がリアルになっていく感覚があります。
人間は基本欲張りで、何かを手に入れることで心を満たす生き物ですが、手に入れて安心しているだけで、本当は不要なものも時にはあるのではないでしょうか。
誰かが持っているから自分も欲しい
誰かがその輪に入っているから自分も入っていたい
誰かが知っている情報は自分も知っていないと不安
などなど。
本当は自分にとっては不要なことでも、必要と誤解していることが無理して生きることに繋がるケースも多いかと思います。
私は「適切な断捨離」という言葉をよく使うのですが、自分にとって本当に大切なものが理解できていれば、必要、不要の判断基準が明確になります。
捨てるってなかなか勇気がいる作業でもあるけれど、捨てた後って景色が変わるんですよね。できるだけ自分の本当に大切なものに愛もエネルギーも注いで生きていきたい、そのために自分を知り断捨離力を上げることは、QOLを上げて行く事。
シンプルに身軽に。
これが楽に生きるヒントとも言えます。
ヨガは幸福度を上げるトレーニング
ヨガは生きる上でのお守りのような存在だと思っています。
ヨガを通じて自分を知るということは、自分にとっての幸せをきちんと理解しているということ。
人生は苦い事の方が多いし
世界がグレーに見える日も当たり前にあるし
自分の存在を肯定できない瞬間もたくさんあります。
でも、幸福度を上げるトレーニングをしていくと一瞬のささやかな幸せを何倍も大きくできるんですよね。
大切な人と過ごす時間も
おいしい食事もお酒もコーヒーも
本や映画に心震える瞬間も。
1の幸せを10にする。
10の苦しみを1にする。
自分に向き合い、自分の全てを受け入れる事は勇気のいる事だけど
それぞれ自分にとっての幸せの形が見えてくるから
ヨガには不思議な力があるなと常々感じています。
幸せを集めた花束がいつも心にありますように。
Sakuraでした。