Apply日記Vol.5 「キャリアの棚卸し」は自分ストーリー作り。点と点を繋げて揺るがない自信を見つけようというお話。
スタートアップ専門エージェント「Apply」のセールス、コンサルタントをしているSakuraです。
「レンタル人事」でおなじみのCASTER BIZ recruitingにて、カスタマーサクセスも担当しています。
転職エージェント、リクルーター、カスタマーサクセス、それぞれの立場から「キャリア」と向き合い、かれこれ7年ほど。
「キャリア」というキーワードがライフスタイルに染み付いた事で、自分にとっての「働く」という事の価値や充実がよりリアルになりました。
その背景には、自信をもつ術や共通武器の見つけ方、そしてその先への繋げるロジックを持てるようになった事が大きく関係しています。
ただ、この考え方は今の立場だからこそわかるものであって、実は当たり前ではないのかな、とも思うようになりました。
なぜそんな事を感じたか。
今までやってきた事に自信を持てずにいる方が圧倒的に多いという気付きからです。
もう少し深掘りすると、過去のキャリア分岐ごとの点と点が繋がっていない事が自信の無さに直結しているのではないかと感じた事がキッカケでした。
「キャリアの棚卸し」というと、今まで過去(やってきた事)と現在(できる事)と未来(やってみたい事)の整理する意図が強いですが、そこにプラスして、点と点を繋げて自分ストーリーを作る事が揺るがない自信を持つ事の土台になる事を最近強く感じています。
今日はそんな話を少し書いてみようと思います。
戦略なしにキャリアを歩んできてしまったという不安
仕事選び、会社選び、今まで皆さんはどんな視点で選んできましたか?
キャリア戦略踏まえ、環境を選んできた人って現実どれだけいるのでしょうか、、、??
立場恐れずいうと、少なからず私はヨガの先生の道を選んだ時は、キャリア戦略なんてものは存在しておらず、その時の感情で決めたのが事実。
・ヨガが好き
・体動かすのが好き
・仕事を通じて心身ヘルシーな自分でいられそう
・すっと体型維持できそう
・モテそう
当時はそれなりに真剣だったけど思い返せばこんなもんです。
会社選びや仕事選びは、その時の自分の心情や環境、立場にも左右されるし、ご縁やタイミングも相まって、確実に戦略を持って決めるケースの方が圧倒的に少ないんじゃないかと思います。
ただ、戦略なし(どちらかというとその場のノリ)で環境を選んできた事をネガティブに思いすぎる必要はないんです。
もし、戦略なしにキャリアを選んできた事が、今の自分にとってネガティブと感じるポイントがあるとしたら、次のアクションから軌道修正は可能です。
そのために必要な事は、過去の点と点を繋げ、揺るがない自分の自信を整理する事と考えます。
揺るがない自信を見つけるポイント
戦略とは、向かうべき未来の方向と方法を意味します。
自分のキャリア戦略(未来)を作る上で、過去を正しく理解し整理するのは必須です。
その上でまず整理する事は過去の整理
・所属企業ごとの役割とミッション
・達成した事、果たしてきた事
・自分なりに企業に貢献できたと実感している事
その次に今の整理
・保有スキル(再現性のある武器)
・自分なりに自信が持てる武器
ここでポイントなのは、自分なりに自信が持てた事を思い返してみる事です。
結果(事実)を簡潔に伝える事は大前提として大切ですが、数値や実績だけでは自分の強さを表現できないものって、実際はたくさんありますよね。
まずは自分の過去に自信を持つためにも、これだけの事を自分はやってきた!と思う事象をどんどん洗い出していきましょう。
そうすると、共通している事が見えてきませんか?また、それはどの会社でも必要とされるスキルに見えませんか?
実はここで見えてくることが、どんな環境に行っても果たせる武器になり得るのです。
例えば、、
・ゴールに対し逆算してアクション計画を作りだす力
・自分の役割を超えながら達成に向かうマインド、推進力
・チームとして結果が出る最適解を常に考え行動する柔軟性
・数値をベースに課題を見つけ出し、やりぬく力
などなど、、
これらはプロセスの話であり、実績として書類には書きにくい点もありますが、自信を持って語れる立派なスキルとも言えます。
さて、そこからストーリーに落とし込んでいきます。
1社目、2社目と分断して話してしまうことが多いのですが、意識したいのは会社が変われど「働く」という点は共通であり、ちょっと役割やミッションが違うだけということ。
・一貫して仕事をする上での自分の「武器」は何か
・その「武器」の根拠となる具体事例
・それぞれの役割の中で「武器」を元にどのように結果を出してきたのか
・今後自分の「武器」を元にどうキャリアを広げていきたいのか
この順番でポイントをまとめてくと、自分の共通武器を中心としたキャリアの歩みと今後を、点と点を繋げて語れるようになります。
揺るがない自信を見つけておく事の大切さ
面談や面接において大前提として大切な事は「自信」です。
採用する側の視点として、キャリアに自信のない人はどんなに魅力的だとしても一緒に働くイメージは湧きにくく、結果として評価されないリスクが生まれます。これはとっても勿体無い事。
何をもっての自信なのかが不透明な場合は逆にネガティブな印象に繋がりますが、自分ストーリーは根拠もセットで伝える事ができるようになる他、今までのキャリアに自信を付けるという副産物も付いてきます。
どこに行っても通用する共通武器(自信)を見つけておく事は、働き方の選択肢が増えている昨今、また今後の多様化が進むキャリア市場においても大きな味方になるはず。
ぜひ自分ストーリーを見つめ直してみてはいかがでしょうか??
〜ちょっと宣伝〜
なぜかキャリアの話って自分の事になると、途端に迷子になりがちですよね。過去の点(武器)を見つけて、点と点同士を結び未来に繋げる。このストーリー作りは第三者の目線がある方が、より具体的かつ戦略を持って作ることが可能です。
Applyでは本質的な強みを見つける事を大切にキャリアカウンセリングも実施しているので、ぜひお手伝いさせてもらえたら嬉しいです^^
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