東京学芸大学附属竹早園舎受験 入試に突破する子ってどんな子?経験者による重要ポイント解説!(小学校受験者にも🌸)

はじめまして、Sakuraと申します!

子供2人が竹早園舎出身のため、2回、園舎の入試を経験しています。

国立の幼稚園ということで、毎年かなりの倍率となっていますが、どんなお子様、ご家庭が試験を突破しているのか?3〜4歳児の一体どこを見て、各家庭のどこを見て、合否を決めているのか?
文京区エリアでのお受験を考えるご家庭ではやはり最も知りたい点かと思います。

それについては、延べ16年間の幼稚園・小学校での日々(子供2人×幼小の8年間)を通じて「最も重要なポイント」と言えるものが明確にある、と感じました。
周りのお母様方たちや、竹早出身者と話していても、やっぱりそこが一番の鍵になるよね…、と意見が一致しました。
(ただし、これは、訓練して達成できるかというと、家庭にもよるかと思います。)
このnoteでは、その「最も重要なポイント」をメインにして記していきたいと思います。
それ以外の、受験において必要であったことについても、触れていきたいと思います。


※注意⚠️※
ただし、この「ポイント」とは、私自身とその周りのお母様方や竹早出身者たち複数名(少なくとも10数名以上)と話した際に、ほぼ全員の皆様がそのように感じていたという確認はしていますが、在校生お母様、出身お母様全員と確認しあったものではありませんので、noteをお読みになられた後に、「そんなことないという意見もありますよ!」等の類のクレームには対応しかねます。あくまでも、竹早に長年関わってきた人物とその周り複数名がそう感じたものであるということをご理解いただいた上で、お読みいただけますと幸いです。

2回の園舎受験の経験以上に、2人の幼稚園・小学校生活を通じて、「この学校はこういう事をするから、こういう子が欲しかったんだな!そして、あんなタイプ、こんなタイプのご家庭は、できれば入らない方が良いんだな…」と、腑に落ちる瞬間がたくさんあったので、今後志望される方のご参考になるのではと思い、noteにまとめることにしました。

私自身、当時、受験をするような知り合いもなく塾も行っていなかったため、情報が少な過ぎて、「どんな子が受かっているの?幼児教室や塾へ行っていて、なおかつとてつもなく優秀な子しか受からないのかな?すごい倍率だし…」と、受験を決めてからの数ヶ月を不安だらけで過ごしていたため、こんなnoteがあったら良かったなあ、と思えるような内容を詰め込みました。


基本的なこと(志望理由や募集要項、躾など)は、他にもネット上に記載があったり、noteなどでも出ていますし、他でも得られる情報かと思いますので、このnoteでは、園舎と小学校で保護者としての立場を経験した親の視点で、「振り返ってみると、竹早幼稚園受験の際に最も重要だったのはこのポイントだったな…。」と明確に感じたものを記載していきたいと思います。
(これは、竹早小学校受験でも、ポイントとなってくるものになります。
なぜなら、竹早園舎・小学校は、一緒に行事や活動、交流をすることも多く、どんな子がほしいかという点についてはかなり共通していると思われるからです。なので、幼稚園受験だけでなく、小学校受験をなさる方々にもお読みいただけたらかなり参考になるのではないかなと思っております。)

以下のような内容を記していますので、受験を考えていらっしゃる方は、ぜひお読みいただきご参考にしていただけたら幸いです。
特に4章から9章はかなりご参考になるのではないかと思います。


  1. ご注意いただきたい点

  2. 我が家について

  3. 幼稚園受験は親の受験?子供の受験?

  4. 「最も重要なポイント」とは?

  5. 試験ではどのようにして「最重要ポイント」をはかる?

  6. どうしたら、「最重要ポイント」が身につく?

  7. どんな子がほしい?どんなタイプには合わない?

  8. 塾なしでも受験を突破できる?

  9. もう一つのポイントは、指示行動?

  10. 笑顔が出ると吉とでる?

  11. おわりに

 
1.ご注意いただきたい点

なお、このnoteをご購入いただける方にご注意いただきたいことが一点あります。
これを読んだら合格できます!というものではありません。(それは当たり前ですが💦)
そして、これをやったら、受かります!というものでもありません。(ごめんなさい…)
こういうことをしている家庭、こんな素質をもった子供が好まれているので、受かりやすい傾向にあります、ということを記載しています。それは訓練でなんとかできる場合もあるかもしれないですが、できない場合も多くあると思います。
我が家はもともとそれに合っていたので、2人合格できたのだと思います。

なので、購入いただいたけれど、「あ、我が家は真逆のタイプだから無理だわ」と感じられることもあるかと思います。
ただし、真逆のタイプでも可能性がゼロなわけではないと思っています。
というのは、合格者のタイプは結構似通ってはいるものの、例外と言えるようなタイプのお子様もいるなと感じるからです。なので、真逆と感じたとしても、受けるのをやめる必要はないかなと思います。


2.我が家について

はじめに少し我が家のことを書きますと、受験当時、我が家は全くの素人。
私も夫も地方出身で幼稚園受験どころか、小学校受験も中学受験も経験無しの高校受験組!
富裕層でもなく、ごくごく一般庶民。
身内にも親戚にも、周りの友人にも、幼稚園や小学校を受験するような熱心な家庭は皆無!
(幼小受験をしていなくたって熱心なご家庭はたくさんありますし、周りの知人・友人にも教育熱心な方はたくさんいらっしゃいましたが、幼小受験のような早い段階での受験に興味や経験のある知人友人が皆無でした。)

そんな我が家にチャンスがあるのかないのかもわからぬまま、突っ込んでみた上の子の幼稚園受験でしたが、なんとまあ合格をいただけたわけです。
受験するかしないかを考えていた時に、「受けなければ合格の確率は0%だけど、受けてみれば1%くらいは可能性があるのでは?」という思いのもと、えいやと思い切って願書をゲットするところからスタートしたわけですが、これが吉とでたので、少しでも志望する気持ちをお持ちの方はぜひチャレンジしてみると良いかと思います。
我が家は、いわゆるお受験塾も一切通いませんでした。
なので、当時、知り得る情報は、本やネットで得られる数少ない情報のみでした。
どんな試験内容なのか?どんなことを面接で聞かれるのか?をまずは調べて、それでわかった面接内容について、子供に聞いてみたりなどはしました(志望理由や、どうやってここまで来たか、等)。
練習というほどの雰囲気ではせずに、普段の会話の延長のような感じで、子供に面接内容について聞いてみたりしていました。
ん?と思うような回答やふざけた回答などは、訂正してあげて、こう言おうね!って教えたりもしました。
我が家のした受験対策は、その程度で、本当に最小限といえるくらいのものでしたが、これはまたそのうち別のnoteにまとめられたらと思います。
なお、我が家は、2人とも小学校はすでに卒業済みです。かなり前の受験生ではありますが、卒業生として先生方との交流もあり、まだまだ教わった先生方が現役でいらっしゃることや、教育目標等方針が変わっていないことや、また、卒業後に行事等を観に行ったときも自分たちの時代とあまり変わっていない雰囲気を目の当たりにしたそうですので、このnoteに書かれている内容は変わらず有益だと思います。
あくまで、このnoteでは、「どういう試験が出るか?」ということではなく、「どのような家庭・性質のお子様が受かりやすいのか?」といった本質的な部分に触れていこうと思います。

では、以下、本題に入ります!


3.幼稚園受験は親の受験?子供の受験?

「幼稚園受験や小学校受験は親の受験」とよく聞きますが、国立幼稚園に関して言うとそんなことはないんじゃないかなと感じています。3割くらいですかね、親の比重は。

3割の中身は、願書の作成、面接、親子の服装、身だしなみ、振る舞いといった最低限必要なことと、あともう一点一番重要なことがありますが、それも先ほど記載しました上記の「最も重要なポイント」の部分ですので、後ほど詳しく記載します。
そして、その3割の部分を完璧にこなせるお母様、お父様は数多くいらっしゃると思いますが、結局7割は子供の素質、性格、性質、そしてその時の運(いかにその素質を受験日当日に発揮できるか等)、かなと思います。そして、その後に抽選があるので、やはり狭き門ですね…。

残り7割の部分(子供の素質・性質等)にも、「最も重要なポイント」が関わっています。

先生方は、そのお子様がこの学校・幼稚園にピタッとはまるのかどうかを良く見ていらっしゃると感じました。
結果、その「重要なポイント」について、共通したお子様方ばかりが合格している…と感じました。(例外はあります。)

4.「最も重要なポイント」とは?

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