ローマ マッシモ宮③ ポルトナッチョの石棺
もう二つも書いたし
マッシモ宮いがいのことかこうかなー
なんて思い始めてしまってました。
でも気づいた
表紙写真にもしてる この大傑作をまだ書いていませんでした。
「ポルトナッチョの石棺」
概要
名前の由来は発見の地から。(1931年にローマのポルトナッチョという地区より発見された)
西暦180年ごろの作
元々将軍のお墓であったろうと言われている(ローマ帝国のマルクス・アウレリウス皇帝(五賢帝の一人で哲人皇帝)に使えた将軍)
モチーフは、ゲルマン人と戦うローマ人
驚きのディテール
とりあえず 長さ約180センチくらいの作品ですが
全体見てもわかると思うんですけど
なんかもう
絵画を何十枚分か見てるような、、、
いやむしろ動画一本見たような情報量ですよ。
わたしが子に展示室に入った時
明らかにそれを長く眺めていたと思われる青年がいて
私がきても
しばらくいたのですが 程なくして出て行きました。
多分彼はもっと集中して
これを見たかったんだろうなという感じがしました。
多分 私なんて邪魔が入らなければ
もっともっともっともっと
ずっと見ていたい。
見ても見ても 見切れない情報量のある作品です。
この情報量
細かさ
ため息が出ます。
しかもこの膨大な量にも関わらず 一つ一つ丁寧!
他の作品でも同様にいくつか
細かさに舌鼓(いやしたじゃないけど)打つ作品がありました。
この日は時間がなかったので
急足で見たため
この美術館に近々再訪予定です(笑)
でも この日見たものだけでも
考えたことももう少しあるので続きます。
次は この美術館の平面作品の紹介と
それらを見て私が感じたことを
同じく 2000年以上の歴史作品を多く貯蔵する故宮博物館で見たものとの比較で書きます。