【海外子育て】アメリカ小学3年生の算数で実際にあった分数の問題。
アメリカの算数の問題は計算ももちろんあるのですが、何故そうなるのかを書かせる問題がとても多いです。
最近、子供の宿題を見て、印象に残っているのが「5/6を半分にしたいが、5は2で割り切れない、どうしたら半分にすることができるか考えて説明しなさい」という問題です。(わかりやすく簡潔に書きましたが、実際はマークがなんとかかんとかで、エリーと半分に分けたいけどできなくてとか・・・そんなストーリーの問題でした)ちなみに、分数の割り算はまだ習っていません。そのため、図を書いたりして、どうしたらいいのか考えて答える事になります。ちなみに我が子は不思議な事を書いていたので、ついつい5/6はこうでしょと図を書いて、だから10/12と同じでしょ、でその半分は・・・と教えてしまったのですが、後からしまった、正解を早く教えすぎた!と反省しました。正解する事が大切な事じゃないのに、ついつい正解を教えてしまい反省することが多々あります。
解き方を既に知っている大人の私達にとっては簡単な問題なのですが、こういうどうしたら出来るかを考えさせる問題がとても多いです。皆、中学生から計算で電卓も使いますし、計算するのはお世辞にも上手だなとは言えませんが、計算する能力よりも、どういう風に計算すればいいかを考える能力をつけさせるような教育をしていっているのは時代にあってるなと感じています。