【アメリカ駐在生活】子供のチェックアップとは!?

子連れアメリカ駐在生活で、まず必要となるといっても過言ではないもの、それが【チェックアップ】だ。
日本からはるばるアメリカまでやってきて、疲労困憊の中、もうしばらくゆっくり寝ていたいと思いながらも、親の責任を果たさなくてはと奮い立ち、まず子供の学校の手続きに向かうと、チェックアップが必要だと言われることとなる。チェックアップって何ですか?そんな英語聞いたことないですけど・・・と私は思ったが、それは就学前に受ける健康診断である。学校に通うためには、健康診断書が必要となる。また予防接種も日本とは基準が違うので追加で打ってもらう必要がある。小児科にて身長や体重、血圧、視力、聴力などを検査し、学校に提出する書類を作成してもらう。
チェックアップの書類は様々な時に必要となる。新しい学年への進学時や部活動をする時、サマーキャンプなんかも必要だったりする。基本的にはチェックアップの有効期限は1年間なので、毎年チェックアップをする必要がある。
渡米直後はチェックアップに行ったはいいものの、私も子供達も英語が全くわからない状態だったので、本当に大変だった。微かに聞き取れた気がする英単語だけを頼りに想像を膨らませる・・・まさか小児科で、想像力勝負になるなんて今までの人生で思ってもみなかったという感じだ。小児科ってどこよりも想像力とかじゃなく正確な情報を理解しなくてはいけない場所なのに。
それから数年たち、さすがに今ではほぼ理解しているつもりだ。【ほぼ】と【つもり】で理解を過分に修飾しているところで察していただけるとありがたい。ちなみにもちろん子供達は完全に理解している。
私達がお世話になっている小児科だけかもしれないが、健康診断の際にやたらと健康な食生活や運動がいかに身体に大切かみたいな事をドクターが子供達に説明してくれる。前回受けた際は「健康な食べ物は何だと思う?順番に言ってみて」とドクターが言い、子供達がりんご、いちご、パイナップル、コーン、トマトと自分達が好きなものばかりを連呼していた。りんご、いちご位までは良いが、パイナップルとかコーンとかだいぶ変化球だなと思いながら見ていた。また精神面に関する質問も多く、身体だけでなく、心の健康も非常に気を遣ってくれる。すごくいいドクターにたまたま巡り合えてラッキーだったなと思っている。
ちなみに英語が不安な方は(上から目線ですいません、私も含めです)色々印刷していったりするといいと思う。例えば、予防接種の名前なんてマニアックな英単語すぎて到底覚えられないが、印刷して横に日本語でメモを書いておけば、指差しで事足りる。学校からメールをもらっている場合はメールを印刷しておいて、これを学校からもらったんだけど・・・みたいに言えば対応してくれる。スマホを持っているので、そのメールを見せればいいだけなのだが、私の場合、メールどこだっけ?とあたふたしそうなので印刷している。
子連れでの渡米の場合、チェックアップは本当に避けて通れないので、noteの記事にしてみた。私は渡米直後のチェックアップは不安で仕方なかったので、少しでも誰かの不安解消の手助けになれば幸いだと思う。


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