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【アメリカ駐在】駐妻コミュニティで仲良しの友人を作ることの難しさ。

仲の良い友人がまた帰国してしまう。私が仲良くなった人ばっかり帰っちゃう気がする。半分は被害妄想で、半分は事実。事実というのはあくまで私にとってという事で、私が人に心を開くまで随分時間がかかるのが原因だと思う。苦手でいつ帰国するんだろと私が内心思っているような人はずっといるのに。苦手な人は最初からだいたいずっと苦手だから私の時間軸的にずっといる感じがする。随分失礼だが、いちよ私のポリシーとして夫以外には誰が苦手とかは言わないようにしているので許してほしい。
友人が帰国してしまった後、しばらくの間、大きな喪失感を感じ、そして私も日本帰りたいという気持ちになったりする。これを何度か繰り返している私。何度もと書いてみたけど、正直に何度かに書き直した。
今回も間違いなく喪失感を感じて、心ここにあらずみたいな日々を過ごすことになるのだろう。
駐妻コミュニティって独特だよなと思う。まず最初は日本人だからという理由だけで繋がる事になるから、今まで全く出会った事のなかったような人との出会いも多い。それはけっこう面白い所でもあるんだけど、疲れる部分でもある。日本人という同じ人種だから気があうなんて、そんな乱暴な意見は誰も持ってないんだけど、やはり特に駐在初期に関しては、全く何もわからない、さらには言語もわからないので、日本人の方に助けてもらう機会は非常に多いし、大きな心の支えにもなる。その中でとても仲良くなれる人もいるし、逆に苦手な人も出てくる。だけど、自分が好きか嫌いかというだけでその人と付き合うか付き合わないかを決められるような社会ではない。もちろん、苦手な人とはなるべく距離を置くということはできるけれど、苦手だからその人と付き合わない事にするなんて私が勝手に決められるようなコミュニティではないと思うし、そういうことをするべきではないと思う。海外において、日本人同士が支えあうという事は大切なのだ。日本人同士の付き合いは面倒だから関わりたくないという意見を持っている方もいるが、私は現地のコミュニティにも属し、日本人コミュニティにも属するという選択がベストだと思っている。
独特な世界だからこそ、本当に何でも話せる友人を作るのはなかなかに難しく、そういう存在は超貴重である。なのに、また超貴重な友人が帰国してしまう。悲しい。

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