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派遣で外国人も働けますか?・在留外国人&外国人支援者向けニュースレター#52
外国人も派遣社員として雇用することができます。
派遣社員として採用するときの手続きは、在留資格の手続き以外日本人と同じです。
派遣社員で働く仕組みは次のようになっています。
派遣社員は派遣会社(派遣元)に雇用されており、派遣会社で雇用された社員が派遣先(就労先)で働きます。
在留資格申請では、外国人と派遣会社との間に直接の雇用関係があるため、派遣会社と外国人とで協力して在留資格の申請を進めていきましょう。
在留資格の審査については、
①外国人本人
②派遣会社(派遣元)
③派遣先(就労先)の会社
3つに審査が入ります。
①外国人本人
本人の学歴や職務経験
②派遣会社
財務状況・コンプライアンス・必要に応じた営業許可を取得しているかなど、企業の継続性・安全性が審査されます。
③派遣先
どのような職務内容でどのような業務をおこなうのか
在留資格を取得できる職務内容については、基本的に現場労働は除き「専門的・技術的」な職務内容に限られます。
派遣社員だからといって、どんな業務でもさせてよい訳ではありません。
例えば、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で通訳・翻訳として派遣されているにも関わらず、工場のライン作業をさせたりするなど、外国人本人の学歴と関連性のない業務をおこなわせることは基本的にできません。
派遣先の会社はあまり在留資格に詳しくないこともあります、派遣会社が責任を持って法令違反とならないように必要な情報を派遣先と外国人本人に理解してもらう努力が必要です。
在留資格のことで困ったときは、在留資格に詳しい行政書士に相談しましょう。
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