固定観念ほぼゼロアート(MacoArt)誕生秘話
こんにちは。
表題にあるMacoとは、私の次女のことです。
Maco Artのきっかけは、コロナ自粛期間。
緊急事態宣言で、STAY HOMEが必要だった時期、
GO OUTが好きなMacoにとってSTAY HOMEはストレスフルそのものだったのです。
そこで、ふと「お絵描きする?」と私がいつかやろうと買いためていた絵の具とキャンバスを見せたら、
キラっキラした瞳で「うん!!」というので、その瞬間から画材道具は全てMacoのものになりました。
彼女のアートを私は、
・固定観念ほぼゼロアート
・狙わないアート
と呼んでいます。
なぜなら、彼女が描いている過程で
こうじゃなきゃいけない
などいう囚われマインドを一切感じないから。
色やキャンバスのサイズを選ぶときに
これが好き!という好みは出ますが、
こう描いてやろう、こんなデザインにしよう!
などという意図をいい意味で感じません。
思うがままに、その瞬間その瞬間生まれる感覚に率直に、絵の具で遊んでいる感じ。
真っ白なキャンパスに真っ白な絵の具だけで描いてみたり・・・
1時間近くキャンパスに向き合ってるな~と思ったら、キャンパスにちょろっと描いて終わりにしたり・・・(ほとんどの時間を絵の具混ぜ合わせたり、自分の手に描いていたw)
ま~自由なんですよ。
でね、
そんなMacoが描いた作品をみていると、
ふわぁ~と全身の力がぬけるというか、
自分の中の固定観念にハッと気づいてみたり・・・
▼私が好きな名言
白い紙には色のある絵の具で描くでしょ。
何か意味のあるものを描かなきゃ。
そして、できるだけ上手く描きたい。
でも、下手だから描きたくないな・・・
な~んてのは、私自身の勝手な偏見のコレクション。
だから余計に、Macoの絵を描いている過程、そして出来上がった作品をみると、いいんだよと全肯定されているような気持ちになり、
「あ、なんだか癒される・・・かも」
と、母である私自身がMaco Artの一番のファンになりました。
そんなある日、
愛飲している大好きなコーヒー屋さん『SLOW COFFEE』にコーヒー豆を購入しにお店にいくと・・・
【ギャラリーに展示しませんか?】
という募集看板が目に入りました。
そのときの私の脳内はこんな感じ⇩
『Macoの作品を展示したい!!』
無名とか子どもとか経験なしとか全く考えず、衝動的に思いつき、
ソッコー企画書を作成してお店にメールをしたら、すぐに返信がきて、
『ぜひ!!』
とのこと(笑)
もうSLOW COFFEEさん大好きすぎます♡
調子にのって、こんな企画も持ち込みました。
3月はMacoのバースデー月間なので、3月に展示会をして、販売もして、売り上げをMacoのやりたいことに使わせていただこう!という企画なのだけど、こちらもOKとのこと(笑)
ただ、展示期間は3月ではなく1月初旬から2月中旬でいかがですか?との打診でしたが、最高だよSLOW COFFEEさん・・・(泣)
きっと3月は他の方が予約しているんだろうな。
そう思いながら、打ち合わせに伺うと、
衝撃の事実が・・・
SLOW COFFEE、八柱店を2021年2月中旬で閉めるそうです・・・
ショック
SLOW COFFEEは有名なのでどこでも(オンラインでも)購入できますが、
お店の雰囲気や、お食事、スタッフさん、私の癒しだったんですよね。
7年前に引っ越してきたときから、私の憩いの場でした。
めっちゃ通い詰めていたわけではないけど、「あ、行こうかな」と思っていたときに安心して伺い、落ち着いて過ごせる場所。
その場所が、なくなってしまう・・・
スタッフさんからお店を閉める話を伺いながら、涙ぐんでしまいましたが、
私よりもつらいのはスタッフさんのはず。
スタッフさんも、私に告げる際、涙ぐんでました。
「えっと・・・最後の展示、娘でいいでしょうか?」
そう恐る恐る確認すると、
「最後にふさわしい展示です!」
とスタッフさん。
最高すぎて、SLOW COFFEEさんに頭が上がりません。
みなさま。
SLOW COFFEEのコーヒーが最高なのはご存じかと思いますが、
スタッフさんも最高です。
八柱店がなくなってしまうのは寂しいけれど、
これからもSLOW COFFEEを愛飲し続けます♡
みなさま、ぜひ素敵なお店ですのでコロナ禍ではありますが、
ぜひお越しいただけるとうれしいです!!
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