〈七聖召喚〉水共鳴一斗のデッキ紹介Part2
◉はじめに
間もなくVer 3.6が終わり、60種類以上の新カードが追加される日が刻々と迫るなか、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらず水共鳴一斗(以下、水一斗)を使って七聖召喚で毎日のように遊んでいます。(主にランダムマッチですが…)
今回はVer 3.6の様々な大会等で結果を残しているアーキタイプ(前回の記事とは全く異なるデッキ構成)である水一斗のデッキ構築についてご紹介できればと思い、記事を執筆しました。
◉水一斗とは
海外ではItto Life Sentence(一斗 終身刑)などと呼ばれているようです。
◉デッキレシピ
デッキリストをパク…参考にさせていただいた動画
・3.6版本答案水一斗入门篇来了。_哔哩哔哩_bilibili
・构筑_哔哩哔哩_bilibili
ミラーメイデンは一斗が落とされてしまった後の詰めや、反復横跳び(わざと相手にターンを渡すためにキャラチェンを行うこと)をする場面で主に使います。
このデッキにおける心海は基本的に壁です。相手からのダメージを受けつつ回復する役割なので適宜キャラチェンしましょう。
一斗は相手のキャラを1ラウンド内で全て倒すことができるほどのポテンシャルを持ったカードなので守りながら大事に使いましょう。
因みに確定枠に関しては以下の通り。
◉採用カード
・祭礼の大剣 ×2
毎ラウンドに1度元素スキルを実質2コストで打つことができる武器。
1ラウンド目に付けると3(祭礼装備)→3(元素スキル)→3((キャラチェンして)ランプ)の動きができるので強い。荒瀧で殴る際にもスキルで消費したスタックを貯めなおすこともできるのでその点においても優秀。
・博徒のピアス ×2
一斗で攻めに転じる際には絶対にほしいカードのうちの一つ。攻めに転じる直前に千岩から博徒に付け替えて攻め込む動きが非常に強い。
※一斗の怪力スタックが2以上のときに重撃で相手を倒すとダイスが2個返ってくるのでもう1回行動することができるようになる。
・将師の兜(通称:千岩聖遺物) ×2
装備した次のターンから最大体力を実質12に引き上げることができるカード。なるべく序盤に引いておいて一斗に装備させたい聖遺物カード。
・璃月港口 ×2
序盤~終盤にかけて設置したいドローソース。手札のリソースを補充しつつ「祭礼の大剣」や後述の「俺様はまだ負けちゃいねぇ!」、「博徒のピアス」、「参量物質変化器」などを探しにいくことができるため積極的に序盤に設置していきたい。
・パイモン(通称:クソデカパイモン) ×2
万能ダイスを2個作ってくれるカード。
璃月港口とセットで設置すると2ラウンド継続する立本と化するので強い。一斗で殴るであろう2ラウンド前あたりに設置することもある。
・立本 ×2
ドローもできて万能ダイスも作れる七聖召喚において最強のカードといっても過言ではないカード。このカードが入らないデッキはまず無いので入れましょう。
・参量物質変化器 ×2
一斗で攻めに転じるつもりのラウンド開始時に設置して反復横跳びを行うだけで、相手の動きの牽制にもなる上に、ダイスを増やすことができるカード。
立本とセットで設置して、変化器で生成されたダイスを吸わせることも稀にある。
・元素共鳴:交錯の水 / 元素共鳴:治療の水 ×2の計4枚
単純に1ダイス生成できるため、一斗で相手を攻め落とす際や、立本の効果を起動させるためにも使える万能カード。
治療の水も単純に2回復としても、横ダメージの回復としても強いカード。
・最高の仲間!(通称:パイモン) ×2
ダイス事故しても大体どうにかしてくれるカード。様々な場面で使えるので採用(大体どのデッキにも入っているカードの一つ)。
・シフト交代の時間 ×2
反復横跳びや、一斗にチェンジして殴る際にキャラチェンコストを減らせるカード。璃月港口などで引いてこれると嬉しい。
・俺様はまだ負けちゃいねぇ! ×2
心海などが落とされた後に使って一気に攻めに転じることができる奇襲性能が高いカード。なるべく手札に抱えておきたい。
・送ってあげよ~! ×1
相手の動きを的確に阻害できる万能除去カード。
私は水一斗を使っていてこのカードが欲しくなる場面があまりないように感じられるが、他に入れたい(入れられる)カードもないので、とりあえず採用している。
・仙跳牆 ×1
水元素がついている相手に武器を装備した一斗で爆発を打つと10点出るビックリカード。ミラーメイデンの爆発を8点(最大9点)まで伸ばすことができる点も優秀。
・ハスの花パイ(通称:ハスパイ) ×2
1回だけダメージカットができるカード。シンプルに強いが故に使いどころが非常に難しい。
雑に使うと負けるので可能な限り、序盤のうちに調和に使ったり闇雲に食べさせることは避けたい。
・モンド風ハッシュドポテト ×2
この枠に関しては「キノコピザ」との選択枠。相手のリーサル打点から瞬時に逃れられるという点では「モンド風ハッシュドポテト」が有効であるため、今回はこちらを採用した。
◉不採用カード
・狼の末路
体力6以下の相手に対して強い武器。
一見祭礼よりも強そうに見えるが、体力6以下の相手に対して火力過剰に陥りやすく、体力10の相手に対する火力は他の武器と差がないため、スキルを2コストで打てる祭礼と比べて行動回数を実質的に損していることになる。このことから、このカードは採用していない。
・ティミー
一斗で最大限動いた後や、ランプカードと合わせて事前に設置しておいて後にダイス1個と1ドローを担保できる優秀なカード。
可能ならば採用したいカードではあるが、枠の都合上から今回は採用を見送った。後述の「護法の誓い」とセットなら積極的に採用したいカードの筆頭。
・お任せください!
今回紹介している型の水一斗はクイチェンを必要とするようなデッキではない(どちらかと言えば相手が終了宣言をしてから一斗で動くデッキ)ので採用していない。
・護法の誓い
MMEC (ローデシア/フィッシュル/ミラーメイデンの3キャラによるデッキの総称) に対して有効な一手となるカード。
私は水一斗がMMECに対して比較的有利なデッキであると考えているため、採用しなかった。
BO1大会などでMMEC対面が多く想定される場合などは採用すると良いかもしれない。採用する場合は2枚入れたいので聖遺物をどちらか1枚減らすなどして対応する必要がある。(コストが重いため、採用する場合は「ティミー」と同時に採用すると更によいかもしれない)
◉基本の動き
マリガン
ドローソース(璃月港口)
祭礼の大剣
ランプカード(璃月港口or立本orクソデカパイモン)
ランプカードがあるならば1枚はキープしたいカード(千岩聖遺物)
基本のムーブ
初動
一斗を初期出撃キャラにする(対面によっては心海を出す場合もある)
↓
(手札に祭礼の大剣があれば、可能な限り装備させて)一斗元素スキル
↓ (心海にキャラチェンなどを挟むこともある)
ランプ(璃月港口, クソデカパイモン, 立本のいずれか)を設置してターン終了
序盤~中盤
心海元素スキル(反応回避だけでなくわざと蒸発反応などを誘って相手の動きをコントロールすることもある)や心海元素爆発、ミラーメイデン⇔心海の反復横跳び、ミラーメイデン元素スキル、心海通常etc…を駆使しながら相手の攻撃を受け流しつつ戦っていきます。(ランプや一斗への千岩装備は適宜、忘れずにしましょう)
終盤
反復横跳びで相手が終了宣言した後、圧倒的なダイス差を使って一斗で殴りかかって相手を殲滅しましょう。
相手のキャラを倒す直前に聖遺物を博徒に付け替えて倒すとよいでしょう
◉各対面ごとの動き
MMEC
基本の動きとほとんど変化ありません。
初動は先攻後攻問わず一斗確定で元素スキルを打ち、必ず心海にキャラチェンしてからランプしてターン終了しましょう(ここで先に相手が終了宣言してくれると荒瀧スタックが1貯まるので美味しい)。
序盤~中盤も心海の元素スキルや心海元素爆発、反復横跳びを駆使しながら相手の攻撃を受け流しながら戦っていきます。(ランプは忘れずにしましょう)
終盤は反復横跳びで相手が終了宣言した後、圧倒的なダイス差を使って一斗で殴り、相手を殲滅します。
超電導(氷共鳴)
先に言いますが、水一斗が最も苦手とする対面です。
基本の動きである反復横跳びをあまり長く行い過ぎると甘雨の貫通ダメージでやられてしまうため、他の対面のように悠長に動くことはこの対面においてはあまりオススメしません。
かなりジリ貧な戦いになりますが、ランプを優先に考えて動きながら一斗の体力を6以下に下げないように回復を行い、なるべく早い段階で相手のが終了宣言してから一斗で殲滅できる準備を整えましょう。(超電導側もお任せ(クイチェン)&氷共鳴&白亜→重雲爆発で一斗を倒そうとしてくるということを常に頭に置いて一斗の体力をなるべく高く維持するように行動することも重要となります。)
◉おわりに
実際に水共鳴一斗を触ってみてこれは違うだろ、とかもっとこうしたらいいんじゃない?とかあれば、私のTwitterに遠慮なくご連絡ください(連絡なくてもいいです)。
また、この記事に載せているデッキレシピや各対面の立ち回り等は、あくまでも一例に過ぎないということをご留意いただきたく存じます。(水一斗というデッキは相手の動きに合わせて柔軟に動きを変えていくデッキなので…)
まだ水共鳴一斗を組んでいない方は、これを機に是非組んで遊んでみてください!(もうすぐver 3.7が来てしまいますがw)
ここまでの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではよき七聖召喚ライフを!
追伸:(ver 3.7環境でも何か記事を書くかもしれません)