お金では買えない幸せを考える
お金では買えない幸せについて今回考えてみました。
現代の社会はある意味いまの人生お金がある意味全てですが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言葉があるように、お金に目が眩んで日常の幸せを見逃しているのでは無いかと思い書いてみました。
・お金と人類の進化
古代の人類は物々交換によって取り引きされていました。古代中国では貝殻などかお金として発明され、紀元前7世紀ごろにトルコ金属貨幣が初めて鋳造されました。中国では、唐代(618-907年)に紙幣が発明されました。人類の進化とともに、お金も進化してきました。
でも、疑問に思うのはこれだけ生活環境やお金が進化しているのに、なぜ私たちは不幸に感じるかという点です。
・隣の芝生は青い
テレビやインターネット、スマホが普及しましたが
私たちはむかしに比べて、これだけ豊かになっているのに今の日本の幸福度は低い状態です。それはテレビやsnsで他人の生活が見えるようになったことによって他人が自分より幸せに見えるように感じているのでは無いかと思います。
「隣の芝生は青い」とことわざもありますが、テレビやsnsは都合の良いところだけカットされているので、余計に他人がキラキラして見えてしまうと思います。それに世の中には、本当にアラブの石油王やハリウッドスターなど別次元の、ネバーランドな生活を送っている人もいます。それを日常的に目にしてしまうので、私たちは自分が人と比べて幸せなのか?と心の中で常に不安が生まれいるのだと思います。
・お金持ちはお金で幸せを買えるのか?
お金である意味、何でも手に入る世の中ですが物欲と愛に投資をしても不幸せになるケースが多いと思います。ブランド品など高いものを買った時は、興奮される快感を私たちは、得られますがそういったものは一時的なもので買っても買っても満たされないのです。そして、お金で愛が買えるのかという問題も難しくお金目当てで色んな人が寄って来たら最終的に不幸になりやすいと思います。お金があるから愛されると勘違いしてしまうのも、「お金の切れ目は縁の切れ目」で結局は自分が不幸になってしまうと思います。
世界には宝くじで高額投資しても、浪費しすぎて自己破産し、命を親族に狙われたりと、悲惨なエピソードがたくさんあります。大金を手にしたら=幸せになるわけでは無いのです。
・生活レベルが上がれば幸福は上がる
年収がどのくらい幸福に影響するかという研究データがあります。年収800万円までは幸福度が上がるといった研究と年収2000万円までは影響があったという研究があります。どっちも言えることは、一定以上までいくと生活は困らなくなる安心によって、幸福度が担保されているがそれ以降はお金で幸福度は上がらないということです。
しかし、ここで勘違いしてほしくないのが苦労して年収を上げて幸せになるという考えはボクは間違っていると思います。
今幸せだから頑張れる、といったパフォーマンスがめちゃめちゃ大事だと思っています。苦労や我慢で勝負をしても、幸せでポジティブな人に100%勝てないからです。
・お金で買えない信頼と人間関係
人に信用してもらったり、信頼関係を築くのはお金では買えませんし、本人の魅力や行動でしか手に入らないものだと思います。厳密には、コミュニティや交通費などお金はかかると思いますが、買収とは違うので積極的に投資をした方がいいと思います。
そして自分のやりたいことや勉強に投資することも大切で、特技やスキルは人からみると自分の魅力にもなるのだと思います。
そして人との信頼や縁が、自分の幸せだったり仕事の発展にもつながってくるのだと思います。
・お金を追いかけるあまり、幸せを見失なわない。
・お金で直接幸せを買おうと思わない。
・信頼や人間関係に投資する。
・やりたい事、出会いの場にお金を使う