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競技クイズ企画者ノウハウ:大会の開催が決まったら
競技クイズ大会をやろう! となったときに多くの企画者は「人を呼ぶぞ!」と思うのではないでしょうか。じゃあどういう方法があるのか、それは企画者に委ねられてきたのがこれまでです。それゆえなのか、ある大会はTwitterやサイトが作り込まれていて、ある大会はブログに記事が積もっていて……と、このあたりは統一されてきていません。
さて個人的には、競技クイズ大会の広報体制として「Twitter+サイト+新・一心精進」をおすすめしています。
サイトの代替としてのブログはあまりおすすめできないと思っています。日記を前提としているため古い情報が追いやられ、どこにどの情報があるのか遡りにくいのが大きな理由です。
今回は「Twitter+Googleサイト+新・一心精進」として簡単な整備方法を、かつ「開催予告までの施策」を書き起こしました。今年6月に開いた大会「IRODORI ONSTAGE」を参考にします。
なお、それぞれのステップのやり方は細かく説明していないので、わからないところがあれば筆者までお伝えください。
①Googleアカウントを準備する
できれば新規の、アドレスに大会名が入っているようなアカウントを準備するといいと思います。完成したら、Googleドライブへ移動します。
②GoogleドライブにGoogleサイトを用意する
Googleサイトはホームページを簡単に作れるサービスですが、ドライブ内にコンテンツとして保存できるのが強みです。問題管理スプレッドシートなどと一緒に保管できるので、有効活用しましょう。
ドライブに「新規」→「Googleサイト」を選んで、いろいろ触ってみるといいと思います。
③キービジュアルを準備する
PowerPointでいいので、以下のサイズの画像を準備します。「画像であること」が大事なので、大会名をタイピングするだけでもいいです。
・正方形
・16:9
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④Twitterアカウントを準備する
Twitter以外でやりたいならそれでもいいと思いますが、クイズプレイヤーはTwitterの利用率が高いので、特になければ準備します。
取得したGoogleアカウントでアカウントを取得し、正方形キービジュアルをアイコンに設定します。
大会予告ツイートはまだしません。
⑤公式サイトを作成する
Googleサイトは触っていたら自然に操作方法がわかるくらいシンプルです。機能も必要最小限。コンテンツの入るブロックを整列しやすいわりにカラム(列)がけっこう自由で表現もしやすいと思っていますが、競技クイズ大会の宣伝ならそんなに凝らなくてOKです。「日付」「会場」「コンセプト」などを書いておきましょう。
注意点として、PCで編集したあとはスマホでの見栄えをチェックすると良いと思います(大半の方はスマホでのみ触れるので)。
アイコンに正方形キービジュアルを設定し、開催予告ツイートを検討します。
⑥開催予告ツイートをする
予告ツイートはかなり拡散されるので、「日付」「会場」「コンセプト」「コメント」などを入れられるだけ入れ、さらにキービジュアルを添付します(正方形でも16:9でも)。
また、公式サイトを公開しそのリンクをツイートします。予告ツイートに含めても、別のツイートにしてもかまいません。
🟥𝙄𝙍𝙊𝘿𝙊𝙍𝙄 𝙊𝙉𝙎𝙏𝘼𝙂𝙀
— クイズ大会「IRODORI ONSTAGE」 (@irodori_onstage) February 26, 2023
🟧クイズのオープン大会
🟨2023年内開催予定
🟩作 : saQuna(@397__Qmin)
🟦公式サイト : https://t.co/r74iQPkEyh
🟪ハッシュタグ :#IO_quiz
🟥𝙂𝙊 𝙏𝙊 𝙊𝙍𝘿𝙄𝙉𝘼𝙍𝙄𝙀𝙎 pic.twitter.com/92VDk4Da3v
⑥'「新・一心精進」に依頼する
開催予告と前後して依頼を行います。参加者を集めたいなら必ず行うべきです。企画者としても、大会までのモチベーションを高めるのに有効です。いつもありがとうございます。
⑦ツイートを自分たちで拡散する
フォロワー0のアカウントのツイートはなかなか広まらないので、スタッフ陣が自ら拡散します。自分が属するdiscordなどのコミュニティにも入れると効果的でしょう。
ここまでできたらきっと、何人かのプレイヤーは自らのカレンダーに予定をいれると思います。
ちなみに、これ以降の行動も概ねGoogleで可能です。「Googleフォーム」を使ってエントリーを募集し、「Googleドキュメント」などでルールブックを作成し公開できます。
また、「Androidに対してのDropboxファイルの共有」にはバグがあるので避けたほうがいいという話があります。対してGoogleドライブにPDFなどをアップしてリンクを共有すると問題なさそうなので、そちらをおすすめします。
ここまで、競技クイズ大会の開催が決まったときの「スタートダッシュ」といえる、「開催予告まで」のやり方を書きました。いろいろなやり方があると思いますが、どんな企画者でも簡単に、大会のその日まで参加者にストレスなく情報を提供できるのはこのやり方なのかなと感じています。
もちろん、これ以降の更新もお忘れなく!
saQuna/さくな
Web/SNSの統轄責任者として「abc/EQIDEN」2022年・2023年大会に参画。その他の担当大会に「"ONLY MY QUIZ" new generations(メインスタッフ)」「mono-series'19(問題チーフ)」「abc-west 3rd(デザイン・得点表示)」「saQunaたんたるひまたんダイキリクイズ(メインスタッフ)」など。2023年6月には個人大会「IRODORI ONSTAGE」を開催。
立命館大学クイズソサエティーを経て現在は社会人。
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