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競技クイズとロゴマーク

競技クイズ大会がたくさん開催されるようになってきたなか、たくさんの方に来ていただきたい場合、やはり重要なのは大会の初期アピールです。その初期アピールで大きな役割を担うのは見た目であると思います。

「競技クイズ企画者ノウハウ:大会の開催が決まったら」という記事にも書きましたが、クイズ大会の開催にあたって最初の印象を与える「開催決定ポスト」に、「ロゴマーク」の画像を添付することが有用です。開催決定ポストだけでなく、SNSアイコンにもそのまま転用できます。
大会が近づくと、最新情報を入手しようとXを検索したりTLに目を通したりしますが、やはりアイコンがあるとないとで全然目立ち方が違います。
逆に個人的には、いつまで経ってもアイコンが初期のヒトガタだと、ほんとに開催されるのかけっこう不安になります。

過去のロゴマーク

過去、クイズ大会でロゴマークのグラフィックデザインをいくつか担当させてもらいました。ありがたいことです。
それらから一部を抜粋しようと思います。

①abc-west 3rd

印象に残っているロゴマークは「abc-west 3rd」です。これはロゴマークが開催決定ポストからややあとになって完成したのでいきなり前段に反しますが。

過去記事でも書いたくらいには好きなこのロゴ、「W」と「3」を見いだせる「Q」をメインに据えつつ、いい感じのグラデーションを呈す2色のカラーコードで遊ぶ……ということができたので嬉しかったです。

②Never Ending Story 2019・第14回若獅子杯

グラフィックデザインに力を入れた最初のケースが、2019年夏に関西で行われた高校生以下対象の連戦です。

「エンスト」と呼ばれるNever Ending Story 2019は「エンストのE」、若獅子杯は「ワカジシのW」を表現しました。正方形を見いだせるカタチで揃え、連戦のつながりを忍ばせました。

③IRODORI ONSTAGE

個人大会「IRODORI ONSTAGE」では使う有彩色を4色決めて、それをグラデーションさせるデザインをつくりました。

シンボルの「Q」マークには、「InputとOutput(I/O)」「クイズ10年目(IO)」「ONSTAGEのON(電源マーク)」の意味が含まれています。
そのほか、記事「クイズ大会「IRODORI ONSTAGE」を開催する」にも掲載しています。

④天10

2024年開催の大会「天10」でもロゴマーク作成を担当させていただきました。

かなりの「意味」を、思った以上にコンパクトにまとめることができたのではないかと思っています。

と、こんな感じでいくつかつくってきました。Microsoft PowerPointのみでできている(し、それくらいでいいと思っている)のでぜひ皆さんもつくってみましょう。
ちなみにこの5例から見るに、自分のつくり方は、「やりたいこと」を大会名などから考え、それを優先して表現できる方法を後から考える……というもののようです。ガイドがあるのでやりやすいのでしょう。

昨今めちゃくちゃ大会もあるし日程が被ってしまうことすらあるなかで、やはり「当日までの動き方」がよいと抜きん出ると思います。動き方としては、グラフィックデザインのほかに、マメな情報更新やルールブックの伝わりやすい言葉遣いなどが挙げられるでしょう。このあたり、スタッフの人手があれば積極的に充てるといいと思います。

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さくな
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