お寿司を食べたくなるとき
お寿司を食べたくなるときがたまに、ある。
数年前まではなかった「欲」が作用している。
食べなかった理由は無いが、強いて言えば食事に興味がなかったから。
食事はいわゆる延命措置だと、そんな位置づけで食べていたことが多かった。
だから、毎日同じ時間に同じ食べ物を、同じ量だけ食べて終わり。
これで満足だった。もっと言えば、「満足だ」という感情もなかっただろう。
しかし最近はいろいろ、食べたいという欲がある。
お肉が食べたい、ラーメンが食べたい、お寿司が食べたい。ケーキが食べたい、アイスが食べたい、鍋が食べたい。
体重は増加するばかりだが、栄養バランスのことはこの際、置いておこう。
この「欲」について最近、考えることがある。
食欲を筆頭に、これまではさまざまな欲が乏しかった。
人としての活動に支障が出ていたのではないか、と思えるくらいに。
実際にそんなことはないのだけれども、「欲」を意識して生きてきたら何か、他にやりたいことが数え切れないくらいあったかもしれない。
でも今は欲を、「お寿司を食べたい」で取り戻している気がする。
そして今Noteというこんな場所で、こんなことを書いているのは「承認欲求」を養うためであると確信している。
そうでなければこんな駄文はiPhoneのメモ帳に、書きなぐればいいだけだ。
今日は、お寿司を食べる。
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