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活字中毒の時期

定期的に活字中毒の症状が出る。

中毒といっても依存症という病気ではなく「無性に文字が読みたい」「何でもいいから文字を読んでいたい」「何なら、自分で書いたものを読み返してやる」という気持ちでいっぱいになる症状だ。

決して依存ではないと信じている。

読むものがなければ、電車の中吊り広告や街の看板、ペットボトルに書いてある細かい注意書きの文章を読む。

ここまで書いて読み返してみたところ、少し怖くなったし、病かもしれない。

しかし最近分かってきた。どんな時にこの症状が出るのか。

それは、頭の中の情報が枯渇したり、何を考えても同じような内容ばかりが思い浮かぶ時だ。

つまり、インプットしたい欲、あるいは学ばなければならないという警告であろう、と結論づけた。

知識の、枯渇。


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