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暮らしについて(2024.6-7)

暮らしの拠点を変えて、3拠点生活のような感じになってからというものの、文章や短歌を作りたいと思うことがほぼない。
音楽も聴いているけれど聴けていない。
側にあるのは見たことのない綺麗な花、老けて耳の聞こえが悪くなった犬、音のない深夜、テレビから流れる札幌のニュース。穏やかな景色、美味しいご飯。こんなふうになれたらね、と思う先輩方の姿。

深夜にラーメンを食べに行く友達も、仕事を抱えて出かけられるカフェも側にはない暮らしは、それはそれで心地よい。
と同時に、江別で暮らせた日々は、そしてその延長線にいまもいられていることは、本当に幸せだったなと思う。 

何故か札幌圏を離れてから距離が近くなった札幌圏で暮らす人が増えて、なんでこのタイミングなのだろうか...と思っていたけれど、私が「江別を離れた今だったから」と言ってもらえる事もあり、なんだか不思議だなと思う。北海道の物理的な距離をどんどん越えてくる人の強さには、自分自身の動きも含め、いつもびっくりしている。

暮らしの感覚は段々よくわかり、よくわからない。都市にしかないもの、地方にしかないもの、それらがもつそれぞれの良さは、自分にとってはどちらも魅力的であるし、必要なもののように思える。

止まらない思考、動かないからだ、巡る季節のなかで、何が変わった?と問われるだけではよくわからないけれど、3年目の5年日記を開いてわかることは沢山ある。いろいろな気持ちが満たされている中でできることはきっと素敵で、けれどすぐ忘れてしまう事のようにも思える。前に進んでいくために、残し続けたい。




日常のぴーしゅレベルが少し上がります。。!