皆様へご報告
皆様へご報告
母 (71)が2022年12月6日に旅立ちました。
2021年3月に手術、9月に再発してから
最後まで希望を絶やさず、
毎日を大切に重ねてまいりました。
何度も奇跡を起こしてきた不死鳥のような
母らしく、自分の体のことは自分で決める、
と皆様へは完治してからお話すると
申しておりましたが、
このような突然のご報告になってしまい
申し訳ございません。
最期は在宅医療で家族や
愛する孫たちのはしゃぎ声に囲まれて、
私たち3人の娘をベッドから抱きしめ、
手を強く握り返してくれて
眠りにつきました。
最愛の母への愛おしさは募るばかりですが、
あのぬくもりを胸に
しっかり生きていきたいと思います。
生前は母と出逢っていただき、
かけがえのない時間を共に過ごしていただき
本当にありがとうございました。
会えなくても皆様のことは
よく話しておりました。
母のたいせつにしていた
「感動、感謝、愛、自由」が
皆様のこれからの人生に
たくさんあふれていますように、
祈念しております。
家族一同
自分の体のことを、友人に話していなかった母は、癌になった人、というアイディンティティをまとわず、いつもどおりに接してもらいたかったんだと思います。
そうすることで、自分を奮い立たせていたんだと思います。
必ず治ると決めていました。
生きていることの素晴らしさ、
今が1番しあわせだと言っていました。
母の友人への突然のお知らせが、喪中はがき1枚というのはあまりにも違うよね、と自分たちではがきを作りました。
この頃はまだ現実が理解できず、実感もない時でしたが、こうして文章にすることで、自分を納得させていたところもありました。
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