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シラチャの野良犬が激減していた
コロナ禍前と変わったことの一つ。
シラチャに野良犬が少なくなりました。
以前はコンビニの中にまで居たもんですけど。
そんな野良犬たちを誰も追い払うこともなく、避けながら買い物をしていたりして、タイの人達のそういうおおらかなところも好きでした。
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一応、会社勤めの時は狂犬病の予防接種を受けてから渡航していたのですが、実際に犬に咬まれるような危険な状況はありませんでした。なにせ皆、大人しいのです。
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しかし過去に犬に咬まれるという事故が一度だけありました。建設当時の駐在員の一人が海岸通りのコンビニの店内で咬まれたのでした。
すぐに病院へ行きましたが、幸い狂犬病の心配はなく事なきを得ました。
後日、本人に咬まれた原因を聞いてみると、どうやら店内で寝ていた犬の尻尾を誤って踏んでしまったようです。
それで反射的に咬んでしまったのだろうとのこと。
今回の出張で野良犬減ったよねーと話題になり、当然のように過去の事故の話になりました。
「そういえば◯◯さんは犬のキン◯マを踏みつけて咬まれたらしいですよ」
などと都市伝説のようなエピソードになっていました。
「え~、それはキ◯タマ踏まれた犬の方に同情するわ~」
健康である男性であれば身の毛のよだつ体験をされた犬に同情するのは至極当然のことです。
しかし私が当時、面白おかしく数人に語ったことが、さも事実のように今も語り継がれているとは。
噂とはまことに恐ろしきものにございます。