丸裸の私
息が白くて思い出した、ああもう冬だった
東京を逃げるようにして離れた私。
新しい私を求める私
だんだんに身に染みてきた演技
あの日の私を忘れてしまいたいけれど、忘れたらいけないように思う
夏は暮れて
名もない季節を愉しめただろうか。
痛みと熱を帯びて
通り過ぎる車で、わたし、ちゃんと青の信号渡れてたかしら、と振り返る
詩を書けなくなった。
前はもって良くも悪くも、何かに一生懸命で、
たくさん書いてた。
丸裸の私。
息が白くて思い出した、ああもう冬だった
東京を逃げるようにして離れた私。
新しい私を求める私
だんだんに身に染みてきた演技
あの日の私を忘れてしまいたいけれど、忘れたらいけないように思う
夏は暮れて
名もない季節を愉しめただろうか。
痛みと熱を帯びて
通り過ぎる車で、わたし、ちゃんと青の信号渡れてたかしら、と振り返る
詩を書けなくなった。
前はもって良くも悪くも、何かに一生懸命で、
たくさん書いてた。
丸裸の私。