BB小説家コミュニティ 6期初参加してみた!ROM専の感想

投稿サイトで執筆戦士をされている先輩方が5期に参加されていたのを見ていて、いつかはこういうところに参加できるくらい執筆できるようになりたいな、と遠巻きに見ていたのですが、
あまりに口コミ評判がいいので我慢できず、思いきって初参加してみました。

職場が楽な部署に変わり、どうしても今しかまとまった執筆時間がとれなさそうなので、初めての長編執筆にこの夏は挑戦したい!と思っていたのです。
でも、残念ながら初心者すぎて何をすればいいのかサッパリ分からないので、
コミュニティの三か月の間に、
①プロットを見てもらう、②十万字感想に出す を達成することを目標にしました。
一応何作か既存作品があったので、それの感想も頂けるのなら一万五千円はガチ素人でも十分元取れるな~と思ったので。

結果

8月 ①長編プロット、②短編冒頭一万字一作目
9月 執筆集中 
10月 ③短編冒頭一万字二作目、④短編冒頭一万字三作目、⑤長編十万字感想、壁打ち

これだけ活用することができました。


振り返っていきます。
 

8月

①長編プロット感想→栞さん
 そもそもプロットを一回も作ったことがなかったので(笑)
Discordで週1ペースで行われている、編集さん主催の編集相談会で、プロットの作り方を軽いノリで質問してみました。プロットに付記すると分かり易いこと等、教えてくださいました。おまけに他の参加者の方が、Slackの小説コラムに書いてあったよ~など、と外野から詳細を教えてくださり、コミュニティの利便性の高さに驚きつつ、なんとかGoogleドキュメントにて作成して提出しました。
プロットの感想をコラム形式で頂いて、(栞さんはSlackのコラムもいつもブログ記事のように丁寧に書かれていて勉強になります)こんなに詳しいものをいただけるんだ!と感動しました。いいところ、悪いところ、執筆するうえでこれから注意するところを具体的に教えていただけました。

②冒頭一万字感想→戌さん
 待ってる間ドキドキして落ち着かなかったので、コミュニティ参加直前まで書いていた中編が一応一万字を超えているので感想を依頼しました。戌さんは今期より初参加されるらしい編集さんらしいですが、するとわずか数日で返信をいただけて、執筆意欲がぐんぐんあがりました。

9月

 ナシ 長編執筆に集中していました。
この期間、SlackとDiscordにとにかく張り付いていました。
長編執筆時、行間の膨らませ方が分からずスランプに陥っていたのですが、会社の昼休みにふとDiscordを覗くと、ちょうど編集相談会が行われていたので質問を投げてみました。
そして仕事終わりにDiscordのアプリを起動すると、コミュニティではびっくりするほど的確な回答が返ってきていて「えぇっ!?」と驚かされました。
↓このような返信を、編集者さんや他の参加者さんからいただきました。
「プロットを詰めすぎると精密すぎて描けなくなりがち」「時間軸が短いのでは」「伏線探しをしてみよう」「説明を描写に置き換えていこう」「キャラのちょっとした仕草や視線誘導は便利」

実はスランプ中、同じ内容をググっていたのですが、知恵袋やその他諸々のネットでは「才能がないので諦めなさい」の一点張りで、ですよね……と半分諦めかけで投げた疑問でした。
(もしかしたら私の検索の仕方が悪かったのかもしれませんが……。)
でもコミュニティには、私のそんな足りない言葉を汲み取ってくれる、それだけの経験がある方が多くいらっしゃいました。なんと心強い。疑問で筆止まりがちな初心者にはこれほどいい環境はないのでは……?とこのときにひしひしと実感しました。質問に答えてくださった方々本当にありがとうございました。

10月


③短編冒頭一万字二作目→天岸さん
④短編冒頭一万字三作目→天岸さん
⑤長編十万字感想(実際は五万字ちょっと)→天岸さん
 &壁打ち(⑤の詳しい感想について)→天岸さん

コミュニティが10月で終わるということで月の頭には募集停止がかかりつつあったので慌てて提出しました。気が付けば全部天岸さんにお願いしてしまい、申し訳なかったです汗

出来たら十万字近くまで完成させて感想を頂きたかったのですが、どうも納得がいかない出来だったので(悔しい)、とりあえず人に見せていいクオリティになっていたであろう五万字少しまでを見ていただきました。
その上でオプションサービスである、編集さんと一時間通話ができる「壁打ち」を利用し、感想をがっつり頂きました。

長編は他の小説家志望の方や友達にも感想をもらっていたのですが、さすがプロの編集さん。今私がすべきこと、気をつけること、文章の癖などを的確に教えてくださいました。「わずか五万字の中でも着実に文章が巧くなっているので、とにかく毎日書き続けること」と繰り返し言われました。毎日……。やるしかないな……。
壁打ちでは他に、どの公募に向いているか、何章構成にすべきか、サブキャラの性別転換の相談などを聞いていただきました。私はガチ初心者ですが、褒めるところは褒めてくださり、指摘もとても優しくしてくださいました。ビビらずにもっと壁打ち使えば良かったな~……とちょっぴり後悔です。


感想


・私のように長編執筆に取り掛かっている人におすすめ
 冒頭一万字orプロット→全文感想、という二段階感想が頂けるため。もらうためには何がなんでも書ききらないと、と頑張れます!
 ループにはまりがちな執筆中の悩みは編集相談室に投下すると一日で解決します。悩みがありすぎるときは、壁打ちで頭スッキリさせましょう……!

・執筆ツールにめちゃ詳しくなれる笑
Slack、Discordの使い方をこの三か月で大体マスターできます。
作家さんは打ち合わせはDiscordでされる方が多いらしいですが、これだけのコンテンツを三か月浴び続けると、いざプロデビューしたときも慌てないだろうな、と遠い将来に思いを馳せてしまいました。笑
あと、感想の提出が基本的にGoogleドキュメント、PDF、投稿サイト(既存作品)です。何かと便利なGoogleクラウドの使い方も学ぶことになります。
カクヨムが下書き共有できるなんてここで初めて知った……。
Discordの交流イベントでは、どのツールやアプリで執筆しているか?と議論する会があったのですが、まだ執筆スタンスが固まっていない&模索中の私にはタメになることばかりでした。

・女性が多い、プロ作家もいる
 編集さんがBL、TL歓迎のスタンスだからか、女性の参加者が多かったです。編集さんはとにかく守備範囲が広い。私は、児童文学やライト文芸でやっていきたいと思っているのですが、そちらの専門の方もいらっしゃって安心。参加者の中には、子育てをしながら執筆に励む主婦や、プロ作家さんも多数いらっしゃいました。Discordでは、そういった方々の日常や愚痴が覗けてとても興味深く、将来の勉強にもなります……。

・初めてやROM専でもたのしい
 この手のコミュニティによくあるらしい「読み合い」の文化がないからかもしれません。とても民度がいいです。しかも今期は、私を含めて半分が新規だったらしいです。ROM専でも、ちっとも居心地悪くありませんし、楽しいです。
学生のとき、入学直後数週間仲良くしていた同級生ライングループにROM専で居続けて半年後に強制追い出しされた過去を持つ私ですが(え)、
ここはそんなこともありません!!


7期はまもまく募集開始


7期からは、ライトプランとハードプランというサービスが出来るらしいので、気になる人はライトプランだけでも入ってみてはいかがでしょうか?
ROM専で既存作品もないけど、雰囲気だけ見てみたい初心者さんには特におすすめだと思います。感想サービスが付いていない分、福沢諭吉さんお一人で三か月使い放題らしいですよ……。
私はスタンダード継続して、中途半端に終わってしまった長編完結の夢を追いかけようと思います。
そして、もう一つ新設された、編集者さんと二人三脚のハードプラン。すぐに定員が埋まってしまったみたいですが、いつか挑戦してみたいです……!

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