【アンパンマンと息子の純粋な心】看護師妻と家庭で学んだ大切なこと
もう少しで3歳の息子はアンパンマンが大好きだ。
毎晩、そのぬいぐるみを抱えて眠る姿を見ていると、小さな体でこんなにも深く大切に思えるものがあるのかと、不思議な感動を覚える。
洗濯機事件と息子の反応
ある日、息子が愛用しているアンパンマンのぬいぐるみが汚れているのに気づいた。
清潔にしておきたいという僕の個人的な心から、深く考えずにぬいぐるみを洗濯機に放り込んでしまった。
それだけならまだよかったのだが、さらに乾燥機にかけてしまった。
結果は悲惨だった。
アンパンマンのフォルムは崩れ、ふわふわ感も失われ、見る影もない状態に。
正直、息子にどう説明しようか焦った。
でも、その夜「ごめんなさい」と思いつつぬいぐるみを渡すと、僕の心配をよそに、息子は何ひとつ変わらない様子で、そのアンパンマンを抱えて、いつも通り眠りについていた。
形が変わっても、息子にとってアンパンマンはアンパンマンだった。
その姿を見て、「与えられたものをどう解釈するのか」という考え方の大切さを改めて学んだ。
息子から教わった柔軟な心
僕たち大人は、つい「何を与えられるか」に目を向けがちだ。
理想的な環境や完璧な条件を求めるあまり、今あるものをどう活かすかを忘れてしまうことが多い。
でも、息子は形が崩れたアンパンマンを変わらず抱きしめた。
与えられた状況を受け入れ、その中で満足を見出している。
息子の純粋で柔軟な心は、僕にとっても大きな気づきを与えてくれた。
看護師妻が教えてくれる「柔軟さ」
実は、この「与えられたものをどう解釈するか」という考え方は、看護師として働く妻の姿からも日々教わっている。
医療現場では、理想的な状況が揃うことなどほとんどないそう。
与えられた条件の中で、いかに最善を尽くすかが問われる。
妻は患者さん一人ひとりの状態を見極め、その時々で最善の判断をするようにしているらしい。
急な変化にも対応し、目の前の問題に全力で向き合う姿を見ていると、僕も「どう活かすか」を考えることの大切さを実感する。
最後に
息子が形の崩れたアンパンマンを変わらず愛する姿、看護師として柔軟に最善を尽くす妻の姿。
この二つを通じて、僕自身も与えられた環境や状況をどう活かすかを考えるようにしている。
家族と過ごす中での日常の気づきは、些細なことのようでいて、実はとても大きな教訓を含んでいる。
これからも「妻は看護師」というテーマを通じて、そんな日常のエピソードを発信していこうと思う。
今回はここまで。
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