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看護師の妻が教えてくれた、障害者手帳のメリットと現実

妻との結婚生活を綴った電子書籍を出版しました!

以下本文です。

僕が左手と左足に不自由を感じるようになってから、1年半が過ぎ、ようやく「身体障害者手帳」を取得しました。

障害者手帳を取得するにあたり、看護師であり妻の知識やサポートがすごく役立ちました。

今回は看護師の妻が教えてくれた、障害者手帳のメリットと現実をご紹介したいと思います。

まず大前提として強調しておきたいことがあります。

障害は無いに越したことはありません。
これは絶対です。
私は左利きであり、左手が使えないというのは非常に不便で、ストレスが溜まりました。
最初はそのストレスが原因で円形脱毛症にまでなってしまったほどです。

しかし、障害を抱えてしまった場合、適切なサポートや制度を活用することで、少しでも生活の質を向上させることができるのです。

その一つが「障害者手帳」です。

「何言ってんだ、当たり前のことだろ」と思うかもしれませんが、
この後の記事では、まるで障害を持つことが良いかのように感じる部分があるかもしれないので、最初に述べさせていただきました。



障害者手帳とは?

障害者手帳は、身体や精神に障害を抱える人が、その状態に応じた支援やサービスを受けられるように発行される公的な証明書です。
手帳を取得することで、交通費の割引、税金の控除、公共施設の利用料金の減免など、様々な特典が利用できるようになります。

あと例えば美術館や観光施設の入場料が半額になるほか、公共交通機関の電車、バス、船や高速道路の料金も半額で利用できるようになります。
あのUSJが半額になったりもします。

また、介助者の割引も適用される場合があります
例えば私の場合、妻が介助者として認められる場面もあり、妻の利用料金も半額になることがあるんです。

ただし、ここで注意してほしいのは、障害者手帳で受けられるサービスや割引内容は、市区町村ごとに異なるという点です。
住んでいる地域によって、享受できる特典が大きく変わってくるので、必ず自分の住んでいる自治体に確認することが重要です。


私が障害者手帳を取得した経緯

私はKindle本を読み、偶然「障害者手帳」や「障害年金」というキーワードに出会いました。

正直、それまで障害者手帳は「言葉」だけ、障害者年金に至っては「存在」すら知りませんでした。
年金といえば、老齢年金のことしか考えておらず、「障害年金」なんてものがあることに大変驚きました。

結果的に、私は障害年金も受け取ることができています。

手帳の申請については、看護師である妻の知識がすごく大きかったです。
日々の仕事から得た豊富な知識を持っており、「この症状なら障害者手帳は何級に当たる」とか「これなら年金が申請できる」など、詳しい情報を教えてくれました。
時には、妻の周りのさらに詳しい医事課の方へ確認してくれたりもしました。

ちなみに、なぜ妻は身体障害者手帳の存在を知りながら、それまで僕に紹介しなかったのか、気になったので聞いてみました。

「僕に障害者手帳というワードを持たせることは、精神的に負担を感じさせるかもしれないと思って、手帳の話はすぐには持ち出さなかった」。

とのことでした。
僕に気を遣っていたんですね。。。(ありがとう泣)

障害者手帳を取得することを決めてからは、妻のアドバイスのおかげで、スムーズに申請でき、今では様々な支援を受けることができるようになっています。


障害者手帳のメリット

障害者手帳の最大のメリットは、やはり生活における負担を少しでも軽減できる点です。

先ほどご紹介した支援内容のほか、僕が住んでいる地域では、障害者や妊婦さんが利用できる駐車スペースも利用できるようになりました。
これは、車椅子を使っているわけではなくても、専用の認定証を車に掲示しておけば、スーパーの入り口近くの駐車場に停めることができるというものです。
全国どこでも同じようなマークがある場所では利用できるため、非常に便利です。


現実:メリットだけではない

もちろん、障害者手帳があるからといってすべてが楽になるわけではありません。
障害自体が日常生活に与える影響は大きいですし、手帳を取得することで得られるメリットが、すべてのストレスを解消してくれるわけではありません。

障害を抱えた当初、私はその不便さからくるストレスに非常に苦しみました。
左利きである私にとって、左手が使えないというのは日常のあらゆる場面で非常に大きなハンディキャップです。

それでも、障害者手帳を取得したことで、経済的な負担や移動のしやすさなど、長いようで短い人生の生活の質が「少しだけ」向上したことは事実なんです。


最後に

障害を抱えることは決して望ましいことではありません。
しかし、もしも障害を持ってしまった場合、障害者手帳や障害年金といった制度を活用することで、少しでも生活の負担を軽減できる可能性があるということを知ってほしいです。

私は、妻のサポートと適切な情報のおかげで、手帳を取得し、今ではそのメリットを享受しながら生活できています。

もしも障害者手帳の申請について不安や疑問がある方がいれば、遠慮なく私に聞いてください。

XのDMなどで質問を送っていただければ、できる限りお調べして、お答えします。
また、妻は看護師として多くの知識を持っているので、妻の意見も聞けます。

https://twitter.com/sakuma_yuuuu


障害者手帳や障害年金を検討することで、生活の負担を軽減し、少しでもストレスを減らすお手伝いができればと思います。

今回はここまで!
また次回お会いしましょう!


X(旧Twitter)で看護師妻との生活を中心につぶやいています。
https://x.com/sakuma_yuuuu


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